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コロナ、世界の感染者3百万人超 検査拡充を反映、死者21万人

2020.4.28 9:48 共同通信

新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)
新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

 【ジュネーブ共同】米ジョンズ・ホプキンズ大の集計によると、新型コロナウイルスの感染者が27日、世界全体で300万人を超えた。被害が集中する欧米での検査態勢の拡充を反映している。死者も27日に21万人を上回り、増加が続いている。発展途上国では検査数が依然少ない状態で、実態の正確な把握が懸念されている。

 感染者は3月26日に50万人を超えた後、4月2日に100万人、9日に150万人、15日に200万人、21日に250万人と、約1週間ごとに50万人ずつ増加。死者は3月31日に4万人を超えてから、1~2日ごとに1万人以上増えている。

 同大によると、世界最多の98万人超の感染者が確認された米国では、ウイルス検査を550万件以上実施済み。スペインで20万人を超えたほか、イタリアなど欧州4カ国やトルコで、それぞれ10万人を超えている。

 27日付の世界保健機関(WHO)の状況報告によると、米国は死者の24%を占め、死者数でも国別で世界最多。感染者の47%、死者の63%は欧州地域事務所管内(トルコや旧ソ連諸国を含む)に集中しており、地域別で被害が最も大きい。

 感染者はインドを含む東南アジア地域事務所管内が4万6千人、アフリカ地域事務所管内(北アフリカを除く)が2万1千人と、他地域より大幅に少ない。ただしWHOのテドロス事務局長は27日、アフリカや中南米で増加傾向が見られるとして「パンデミック(世界的大流行)は決して終わっていない」と警戒を呼び掛けた。

世界の感染者数推移
世界の感染者数推移