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コロナ、抗体検査の臨床試験開始 大阪市立大、10分で感染分かる

2020.4.27 18:58 共同通信

 大阪市立大の城戸康年准教授、中釜悠特任講師らは27日、新型コロナウイルスの新たな抗体検査キットの臨床試験を始めたと発表した。微量の血液成分を使い、10分で感染の有無が分かるもので、現在広く使われているPCR検査に比べ時間も人手も節約できる。5月中に試験を終え、体外診断用医薬品としての承認を取得し病院の外来や空港検疫などで活用してもらうのが目標だ。

 新たなキットは、ウイルスが細胞に侵入するために使う「スパイクタンパク質」にくっつく抗体を検出する。試験は約20の医療機関で200人に参加してもらい、PCR検査と比較して性能を調べる計画で、15日に始めた。一般に抗体は感染から少したってから体内でつくられるとされ、発症から何日で抗体が測定可能になるのかも検証する。

 どのような種類や量の抗体が治癒に役立つのかを調べることで、病状変化の予測ができるようになる可能性もある。治ったことの確認にも役立てたいとしている。