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オーバーン大がアラバマ大倒す オハイオ州立大はミシガン大に快勝

2019.12.3 11:12 丹生 恭治 にぶ・きょうじ
伝統の一戦はオハイオ州立大がミシガン大に快勝した(AP=共同)
伝統の一戦はオハイオ州立大がミシガン大に快勝した(AP=共同)

 

 全米大学フットボールのレギュラーシーズンも大詰めを迎えた。

 第14週はランキング校がほぼ勢ぞろいし、11月に登場した選手権大会用のランキング校の24校が試合をし、お休みだったのが唯一太平洋岸の看板校の南加大だった。

 

 ランキング下位の6校が登場し、5試合が行われた。注目の対決はランク18位のメンフィス大と、同19位のシンシナティ大のアメリカン体育連盟同士の顔合わせで、競り合いの末ホームのメンフィス大が34―24で白星を挙げた。

 波乱は大西洋岸リーグで起きた。ランク外のバージニア大がランク24位のバージニア工科大を39―30で倒した試合で、だいたいが地元での伝統の一戦。少々のランク付けなどあまり意味を持たないことが多いが、これなどはその典型と言えよう。

 

 ビッグ10では、オハイオ州立大とミシガン大の「伝統の一戦」が行われた。今年はどちらもランク校なので、接戦が期待されたが、1位のオハイオ州立大が56―27で13位のミシガン大に快勝した。

 南東リーグ(SEC)のアラバマ大―オーバーン大の激突は、ランク15位のオーバーン大が48―45でランク5位のアラバマ大を破った。

 

 波乱と言えば、ビッグ10で12位のウィスコンシン大が8位のミネソタ大を38―17でねじ伏せた。ビッグ12では7位オクラホマ大が21位のオクラホマ州立大を34―16で難なく退けた。

オーバーン大RBシバーズ(左)をタックルした勢いでヘルメットが脱げるアラバマ大DBマッキニー(AP=共同)
オーバーン大RBシバーズ(左)をタックルした勢いでヘルメットが脱げるアラバマ大DBマッキニー(AP=共同)

 

 このほかランク外だが、海軍士官学校がヒューストン大と稀に見る点取り合戦を演じ、56―41で勝ったのに対し、陸軍士官学校はハワイ大と競り合って31―52で涙をのんだ。 

 

 さて今後の日程だが、12月14日には陸海両士官学校の定期戦が、米国全土の耳目を集める。

 日程上は1週遅らせて特別扱いだが、このカードは昔からレギュラーシーズンの試合として行われてきたのはご承知の通り。

 なぜ特別扱いにしたのかはよくわからぬが、望ましいとは思わない。いかがなものだろうか。

 

 陸海の対戦はともかく、次週は各連盟の優勝決定戦が予定されている。6日が太平洋12大学の決定戦で、あとはすべて7日の日取りだ。

 オハイオ州立大、LSU、クレムソン大などが全勝でここまでたどり着いているが、これからの日程をどう乗り越えていくのか。選手権大会までの戦いぶりを見守りたい。

丹生 恭治 にぶ・きょうじ

名前 :丹生 恭治 にぶ・きょうじ

プロフィール:1934年生まれ。関西学院大学卒業後、東京新聞社で運動記者としてスタートし、1962年に共同通信社へ移籍。著書に、中学時代から関学で親しんだアメリカンフットボール生活を描いた「いざいざいざ」がある。甲子園ボウルには高校時代と合わせて6度優勝。

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