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【4050】W 純米 亀の尾 無濾過生原酒(ダブリュー)【岐阜県】

2019.11.26 16:41
岐阜県飛騨市 渡辺酒造店
岐阜県飛騨市 渡辺酒造店

【日本酒研究会月例会 全6回の③】

 異業種間の日本酒研究会。単なる飲み会だが、ちょっと気どって研究会だ。足掛け13年目に突入した超長寿飲み会。毎月開いてきたが、この間、一度も休まず飲んできた。みなさん、なんと研究熱心なことか。今回は4人での月例会となった。

「本まぐろ 純米吟醸」「楽器正宗 別撰 中取り 特別本醸造」とユニーク酒名が続いたあと、3番目にいただいたのは「W 純米 亀の尾 無濾過生原酒」だった。渡辺酒造店のお酒は、当連載でこれまで、6種類を取り上げており、うち5種類が「蓬莱」だ。さて、いただいてみる。

 酒蛙「果実香が控えめ。甘旨酸っぱい味わい。濃醇。分厚い」
 M 「濃い感じ」
 H 「厚みがある、という表現が合っているとおもう」
 M 「濃い感じ。美味しい」
 Y 「濃い」
 酒蛙「余韻は苦みが続く」
 M 「強い」
 酒蛙「後味が分厚く力強い。味の残り方がすごい。半端じゃない」
 M 「そうそう、重い」

 酒名「W」の由来について、瓶の裏ラベルは、以下のように説明している。

「ブランド名“W”とは渡辺酒造店(Watanabe)、世界(World)、笑い(Warai)という3つの意味を表しています。“W”は日本酒の未来を担う厳選酒販店のために醸造された、数量限定の受注生産品です」

 これを音読したメンバーのYが「WatanabeとWorldは分かるけど、Waraiとはいったい何んじゃい! ウァラァイと読めばいいのか? 『笑い』って何んなんだよぉ~。ガハハハハ(核爆笑)」と笑い転げた。これだけでも「笑い(Warai)」の目的を果たしたのかな? この蔵は「色おとこ」(当連載【697】)という名の酒を出しており、今回の「笑い(Warai)」を含め、なかなかユニークな発想をする蔵元さんだ。

 裏ラベルのスペック表示は「特約店販売品、アルコール分17度、原材料名 米(国産)米こうじ(国産米)、亀の尾4号(秋田県大潟村産)100%使用、精米歩合50%」。精米歩合50%とは、純米大吟醸クラスのスペックだ。あえて「純米」を名乗っているところに、ナニガシカの意図があるのだろう。同じ岐阜県の「三千盛」も、純米大吟醸クラスを「純米」と名乗っている。岐阜県の蔵元さんはそのような思考をするのだろうか、それともたまたまか。

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