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【3995】大信州 別囲い 純米吟醸 ひやおろし(だいしんしゅう)【長野県】

2019.10.10 18:20
長野県松本市 大信州酒造
長野県松本市 大信州酒造

【F居酒屋にて 全18回の⑯】

 2カ月に1回、M居酒屋で定例飲み会を開いているTU会。年に1回は遠征して飲んでおり、今回の店は、わたくしがここ数年お世話になっているF居酒屋だ。福島県出身の店主とスタッフの人柄が素晴らしく、酒のラインナップも料理の美味しさも文句なしだ。TU会7人が酒と料理を楽しんだ。

「仙禽」「聖山」「川鶴」「寒菊」「岩の蔵」「ブラックジャック」「やたがらす」「東鶴」「登龍」「幸姫」「望」「あづまみね」「鳳凰美田」「賀儀屋」「八咫烏」と15種類を飲んだところで、わたくしを除く6人が帰った。出来上がり、飲み飽きたためだ。

 このF居酒屋の店主は、わたくしが来店するというので、18種類の酒を用意してくれたのだという。飲み会が始まる前に、ずらり18種類を並べて見せた。ならば、18種類を全部、味わってみなければいけない。集めてくれた店主に申し訳ない。ということで、わたくしだけが、残り3種類のお酒を味わうことにする。

 最初にいただいたのは「大信州 別囲い 純米吟醸 ひやおろし」。本日通算16種類目のお酒だ。「大信州」はこれまで、当連載で6種類を取り上げている。軽めだが、しっかりした味わいのお酒、という好印象を持っている。さて、今回のお酒はどうか。いただいてみる。

 吟醸香が適度。酸が立ち、舌先にピリピリ刺激を感じる。微発泡だ。このガス感が良い。おもわず「旨いっ!」と口にする。軽快感がありながら、やわらかな口当たり。旨み、甘み、酸、苦みのバランスが良い。とくに、やわらかな旨みと酸のバランスが良い。レベルの高さを感じさせる。

 瓶の裏ラベルは、この酒を以下のように紹介している。

「まろやかで軽快な味わいとほどよい吟醸香が特徴です。冷酒または常温でお楽しみください。大信州は全ての工程で手間を惜しまず、丁寧な酒造りをすることで、『洗練・軽快』な味わいを創り出しています。大信州が使用する酒米は、すべて契約栽培した長野県産酒造好適米です」

 また、蔵のホームページは「まろやかで軽快な味わい。飲酒適温=10℃~45℃前後」と紹介している。

 裏ラベルのスペック表示は「原材料名 米(国産)米麹(国産米)、精米歩合59%、アルコール分16度、製造年月2019.04(瓶詰め年月)、蔵出年月2019.09」。裏ラベルの口上でかなりのこだわりを見せていたのに、使用米の品種名が非開示なのはいかがなものか。残念だ。

 酒名および蔵名の「大信州」の由来について、「日本の名酒事典」は「酒名は、美しい大自然と素朴な人情味あふれる信州を表現したもの」と説明している。

 

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