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【3981】聖山 純米吟醸 あきあがり(せいざん)【長野県】

2019.10.1 21:54
長野県千曲市 長野銘醸
長野県千曲市 長野銘醸

【F居酒屋にて 全18回の②】

 2カ月に1回、M居酒屋で定例飲み会を開いているTU会。年に1回は遠征して飲んでおり、今回の店は、わたくしがここ数年お世話になっているF居酒屋だ。福島県出身の店主とスタッフの人柄が素晴らしく、酒のラインナップも料理の美味しさも文句なしだ。TU会7人が酒と料理を楽しんだ。

 トップバッター「仙禽 線香花火」の次は「聖山 純米吟醸 あきあがり」だった。長野銘醸のお酒はこれまで、「姨捨正宗」1種類、「聖山」2種類を取り上げている。今回のお酒はどうか。いただいてみる。

 酒蛙「甘みをまず感じる。そして、中盤から余韻にかけては辛み」
 TU「甘みあり、酸がすこし、そして辛み」
 酒蛙「とろみ感があり、けっこうボディー感がある。酸は、ほんのすこし、控えめに。全体的に味は、甘みと辛みで構成されている」
 KA「美味しい」
 KO「美味しいです」
 酒蛙「若干、樽香のような香りがほのかに感じられる」

 瓶の裏ラベルは、この蔵の酒造りに対する基本姿勢が以下のように書かれている。

「当蔵は信州聖山の裾野 美しい棚田が広がる緑豊かな地にあります。当蔵ではお料理との相性を考えた純米酒造りを行っております。四季折々、多種多彩な食とのMariageをお愉しみください」

 裏ラベルのスペック表示は「アルコール分17度、原材料名 米・米麹(国産米100%)、原料米 長野県産美山錦100%、精米歩合49%、日本酒度 -2、採水地 長野県聖山伏流水、蔵元出荷年月19.9」。

 酒名「聖山」は、山の名に由来する。聖山は、長野県長野市と東筑摩郡麻績村との境にある、標高1,447.1mの山。この蔵は、聖山の伏流水を使用し酒を醸している。ただ、山の場合は「ひじりやま」と読み、酒の名の場合は「せいざん」という。

 この蔵の主銘柄「姨捨正宗」の姨捨(おばすて)は、穏やかではない。なにゆえに、このような名を付けたのだろう、と蔵のホームページを見たら、なんのことはない、姨捨は地名だったのだ。蔵のホームページは以下のように説明している。

「信州更科の里・姨捨は万葉の時代より月の名所で知られた、芭蕉も恋する月の都です。芭蕉が更科紀行を記述する中、湧き水と棚田に囲まれた当地で弊社が創業しました。以来三百有余年、創業時のままの蔵で、昔ながらの手造り純米を醸し続けています。創業元禄二年(1689年)」

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