再骨折予防の指針公表 専門2団体が協力

2019年08月13日
共同通信共同通信

 骨粗しょう症などで骨がもろくなり、転倒などの軽い衝撃で折れてしまうことを脆弱(ぜいじゃく)性骨折と呼ぶ。これを繰り返すと寝たきりや死亡のリスクが大きく高まるため、高齢者の骨折に詳しい医学系2団体が協力し、再骨折予防のための診療指針「骨折リエゾンサービス(FLS)クリニカルスタンダード」を作成した。

 
  再骨折予防診療指針の表紙

 団体は日本骨粗鬆症学会と、NPO法人日本脆弱性骨折ネットワーク。指針はA4判10ページで両団体のホームページからダウンロードできる。

 指針の目的は、骨折者の骨粗しょう症の治療率を高めること。国内では、大腿骨など重要な骨が折れた後でも、骨を丈夫にするための骨粗しょう症治療薬を続ける高齢者が少ないことが問題になっている。

 指針が示す重要ポイントは(1)対象患者の特定(2)再骨折リスクの評価(3)薬を含む治療の開始(4)治療継続のための追跡調査(5)患者と医療者への教育と情報提供―の5項目。

 まず対象患者は、50歳以上の全ての脆弱性骨折患者とし、中でも大腿骨骨折や、背骨を骨折して痛みなどの症状がある人を最優先とした。再骨折のリスクの評価は骨折後できる限り早い時期に、エックス線検査結果などを基に行うよう求めた。

 治療は骨折予防効果が確認されている薬物を使い、転倒予防の指導もする。患者が最初の骨折で病院を退院してから3~4カ月後、1年後にスタッフが電話をかけるなどして治療継続を促すよう勧めている。
 教育と情報提供については、早い段階から患者の家族も含めた継続的な働き掛けを推奨。薬物治療の大切さについて説明し栄養の改善も指導するべきだとした。

(共同通信 吉本明美)

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