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新色は「ゴッサムグリーン」 NFLジェッツがユニホームを一新

2019.4.10 16:37 生沢 浩 いけざわ・ひろし
ジェッツの新ユニホームの色は「ゴッサムグリーン」と呼ばれる(AP=共同)
ジェッツの新ユニホームの色は「ゴッサムグリーン」と呼ばれる(AP=共同)

 

 NFLのニューヨーク・ジェッツが、約20年ぶりにユニホームとロゴを一新して2019年シーズンに臨む。

 

 ロゴとユニホーム変更は5年越しのプロジェクトであり、このたび完成を見て現地時間4月4日に新デザインが発表された。

 

 

 大きく変わるのはチームカラーの色合いとヘルメットの基調となる色だ。

 

 従来は鮮やかな緑色をチームカラーとしてきたが、今年からはよりメタリックな光沢の強い緑色となる。

 

 チームはこれを「ゴッサムグリーン」と呼んでいる。「ゴッサム」とはニューヨーク市のニックネームである。

 

 

 ヘルメットはこれまでの白からゴッサムグリーンを基調としたものに変わり、白字で大きく「JETS」と描かれる。

 

 その文字の下には小さくフットボールがあしらわれており、これまでのロゴの名残が見られる。

 

 

 ジャージーの色はゴッサムグリーンと「スポットライトホワイト」と呼ばれる白のコンビネーションだが、サードジャージとして上下黒のものも用意される。

 

 サードジャージは年間3回に限って着用が許されている。

 

 

 ジェッツがロゴとユニフォームのメジャーチェンジを施すのは1998年以来のことだ。

 

 前回はAFL時代のデザインへの原点回帰だった。フランチャイズ唯一のスーパーボウル制覇(第3回大会)で着用したものであり、その頃のチームにあやかろうという意識もあった。

 

 今回は過去にはない新たな色合いとロゴデザインだ。これは今季からアダム・ゲイスを新HCに迎え、新たなスタートを切るシーズンを象徴するものだ。

 

 

 過去に出場経験のあるチームの中では最も長くスーパーボウルから遠ざかっているのがジェッツだ。

 

 そうした歴史も過去のものにして、新たなページを刻んでいこうという意思もうかがえる。

上下とも黒のジェッツのサードジャージー(AP=共同)
上下とも黒のジェッツのサードジャージー(AP=共同)

 

 

 現在のジェッツは8年間プレーオフに縁がなく、地区優勝は2002年が最後だ。

 

 旧デザイン時代はほとんどがペイトリオッツの後塵を拝する時代だったということができる。

 

 前回のデザイン一新のシーズンは地区優勝してAFC決勝にまで駒を進めた。

 

 心機一転のシーズンで、昨年の4勝12敗からどこまでチームを立て直せるか。ジェッツの新たな歴史が始まろうとしている。

 

生沢 浩 いけざわ・ひろし

名前 :生沢 浩 いけざわ・ひろし

プロフィール:1965年生まれ。上智大卒。1991年にジャパンタイムズ入社。大学時代のアメリカンフットボール経験を生かし、フットボールライターとしても活動。NHKーBSや日テレG+でNFL解説者を務める。「Pro Football Writersof America」会員。

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