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関学大・鳥内監督が来季限りで退任へ 後任は大村コーチが有力

2019.2.12 14:41 宍戸 博昭 ししど・ひろあき
昨年12月の甲子園ボウルで優勝し、コーチ陣、スタッフと記念撮影する関学大の鳥内秀晃監督(前列中央)
昨年12月の甲子園ボウルで優勝し、コーチ陣、スタッフと記念撮影する関学大の鳥内秀晃監督(最前列の左から4人目)

 

 2018年シーズンに大学日本一に輝いた関学大の鳥内秀晃監督(60)が2月11日、就任28年目の19年シーズン限りでの退任を表明した。

 「代替わりしないと。(次の)体制がやっとできてきている」と理由を述べた。後任は大村和輝アシスタントヘッドコーチ(47)が有力視されている。大阪市内で開かれた甲子園ボウル優勝祝賀会で学生に初めて報告した。

 

 鳥内監督は、関学大監督だった父昭人氏(故人)の影響で大学から競技を始め、母校のコーチを経て1992年に監督に昇格。甲子園ボウルで11度優勝、2002年1月の日本選手権「ライスボウル」では社会人を破って日本一に導いた。

 指導者としての原動力は「子どもらの成長しかない」と話し、監督最後のシーズンも「毎年毎年、新しいチームでやっている」と従来通りの姿勢で臨むと強調した。

 

 また、関学大アメリカンフットボール部の小野宏ディレクターは同日、悪質反則問題で当面中止とした日大との定期戦について「19年度は予定していない」と述べ、安全を十分に確保するために2019年シーズンの再開はないとの意向を示した。

 関学大は昨年5月の定期戦で、日大選手の悪質なタックルでクオーターバックが負傷した。

 

 日大は関東学生連盟から18年度の公式試合の出場資格停止処分を受け、指導体制を一新した。

 選手の自主性を重んじる指導などが評価され、19年度からの復帰を承認されたが、小野ディレクターは「リーグ戦を見させていただいて判断していきたい。安全にできるか、何らかの検証が必要」との認識を示した。

 関学大は昨年5月6日に背後からの危険なタックルで負傷者を出した後、日大に抗議文を送ったが、誠意ある回答が得られなかったなどとし、同26日に「日大との定期戦は十分な信頼性を取り戻すまで中止する」としていた。

宍戸 博昭 ししど・ひろあき

名前 :宍戸 博昭 ししど・ひろあき

プロフィール:1982年共同通信社入社。運動記者として、アトランタ五輪、テニスのウィンブルドン選手権、ボクシングなどスポーツ全般を取材。日本大学時代、「甲子園ボウル」にディフェンスバック、キックオフ、パントリターナーとして3度出場し、2度優勝。日本学生選抜選出。NHK―BSでNFL解説を20年以上務めている。

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