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(503)あざやかな緑色の体 サキシマカナヘビ 

2019.1.19 13:13
 葉っぱの上のサキシマカナヘビ。尾が長く、写真に入りきらない
 葉っぱの上のサキシマカナヘビ。尾が長く、写真に入りきらない

 

 あざやかな緑色の体が葉っぱの上に乗っている。尾が細く長い。
 東京・多摩動物公園の昆虫園、南西諸島の生きもののコーナーにいるサキシマカナヘビ。名前からヘビの仲間かと思ったら「ヘビでもカメレオンでもないよ」と手書きの説明があった。
 担当の佐々木愛子(あいこ)さんによると、カナヘビは大きな分類ではトカゲの仲間。サキシマカナヘビは日本にいるカナヘビの中では最も大きく、全長30センチをこえることもある。
 えさは生きたコオロギ。「2日か3日に1回あげます」。ごはんの回数がそんなに少ないなんて、ずいぶん省エネだ。
 ここにはオス、メス1匹ずつ。えさが両方にちょうどよく、わたるようにするのはむずかしくないですか? 「小さいうちはコオロギをばらまいて、自分で取ってねという感じなんですけど、大きくなると、強い方がどんどん食べちゃう。それでピンセットでそれぞれの口の前に持っていきます」。ぱくっと食べてくれるそうだ。
 野生では数がへっている。「緑色でとてもきれいなので人間がつかまえたり、すんでいる場所の環境が悪くなったりしているんです」
 1回に産む卵は多くても3個。「いま、メスのおなかが大きくなってきているので、そろそろ産卵してくれるのではないかと期待しています」(文・写真、佐々木央)=2018年1月配信

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