女性の悩み相談に専門組織 がんセンター東病院

2018年12月25日
共同通信共同通信

 結婚や妊娠、治療による外見の変化など、女性のがん患者が抱える悩みを訴えたとき、相談に応じて適切なケアにたどり着けるようにする専門の院内組織「レディースセンター」を国立がん研究センター東病院(千葉県柏市)が新設した。

 病院の秋元哲夫・副院長によると、特にAYAといわれる思春期から若い成人の世代で女性がん患者の割合が増えている。一方、その世代の女性は恋愛や結婚、妊娠、出産など人生のさまざまな節目があり、それに合わせた治療や薬剤の選択や生活支援が求められる。

 これまでも治療に当たる各診療科の医師、看護師、薬剤師、社会保険労務士、遺伝カウンセラーらが個々に相談に応じていたが、これらを一つの窓口で受け付け、専門職の間で連携して対応する狙い。

 窓口として女性看護外来を設け、相談を受けた専任の看護師が問題ごとに院内の各診療科やほかの専門家と協議して最適な対応を考える。2週間に1回は会合で意見を述べ合い、院内のあらゆる場面で患者の悩みを引き出す方法を探っているという。

 開設から3カ月ほどの間に、抗がん剤治療による脱毛についての悩みや、がん治療を続けながら仕事もしたいという訴えがあり、がんの治療と妊娠や育児との両立に関する相談、遺伝性のがんに関する心配の相談などにも対応している。

国立がん研究センター東病院
    国立がん研究センター東病院

 女性看護外来を担当する看護師の千葉育子さんは「最適な治療を受けるだけでは、がんという病気で生じた悩みは消えない。がんであってもその人らしい毎日が送れるよう、女性のライフステージに合わせた支援をしていきたい」と話している。

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