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【1436】開運 無濾過 純米 生酒(かいうん)【静岡】

2014.2.15 12:33
静岡県掛川市 土井酒造場
静岡県掛川市 土井酒造場

【K居酒屋にて 全8回の⑦】

 仕事を通じて仲良くなった酒友Dと久しぶりに飲むことになった。場所は、わたくしなじみのK居酒屋。この店は、1℃単位で好みの温度に湯煎で燗をつけてくれるのでうれしい。わたくしが行くというので、店主が通常のラインナップとは違う酒を入れてくれた、という。ありがたいことだ。

 まずは「土佐しらぎく 特別純米 特等八反錦 おりがらみ 生」「宗玄 にごり酒」というにごり系の酒を2ついただいたあと、次からは燗酒。「丹沢山 純米 阿波山田錦六十 麗峰」「鶴齢 特別純米 五百万石 生原酒」「達磨正宗 長期熟成古酒 平成26年午年限定ブレンド」「酒一筋 純米吟醸 生酛 生原酒」と飲み進め、次に飲んだのは「開運 無濾過 純米 生酒」だった。

 「開運」は能登杜氏・波瀬正吉さんが大きく育て、全国に広く知られるようになった。波瀬さん亡きいまも、安定してレベルの高いお酒を造り続けている。このお酒も、ぬる燗(40℃)でいただく。

 酒蛙「旨いっ! 酸味が強い。甘みも強い。ふくよか。コメの旨みが広がる」

 D 「甘さがすごい」

 酒蛙「酸味と甘みが競い合っているイメージだ」

 D 「でも最後は、寄り切って甘みの勝ち。でも、こういう酒も面白くていいですね」

 酒蛙「濃厚で力強く飲み応えがかなりあり、アルコール分も高めなので、食中酒としてもいいだろうが、単体でちびちび飲むのに適している、とおもう。でもシャープ感があり、キレが良い」

 D 「確かにキレが良い。おっしゃる通り、単体で飲めばいいかもね」

 「開運」のイメージを凝縮濃縮したようなお酒だった。蔵のホームページはこの酒を以下のように紹介している。

「新酒の季節。しぼりたての『開運 無濾過純米』の出荷を、毎年楽しみにしてくれているファンが大勢いらっしゃいます。かすかに炭酸を含んだピチピチの酒質は、まさに新酒を飲む楽しさを教えてくれます。無濾過ならではの濃厚なうま味と若々しいフレッシュ感と透明感、まさにこの時期にしか楽しめない季節のお酒です。毎年夏前には売り切れてしまう人気商品。ぜひ一度お試しください」

 ラベルによると、原料米は「山田錦」100%で、精米歩合は55%。純米吟醸のスペックだが、特別純米を名乗っている。