メニュー 閉じる メニュー

【2373】すだち酒【徳島】

2016.4.2 21:36
徳島県鳴門市 本家松浦酒造場
徳島県鳴門市 本家松浦酒造場

 四国の知人からメールが入った。「明日、仕事で御地に行くから、夜、一緒に飲みましょう」。いかにも急な話ではある。しかも、その日、わたくし主催の飲み会がある。しかし、遠来のお客さまはうれしい。もてなしたい。

 ということで、知人には飲み会をひとつ片付けてから合流することで理解してもらい、なじみのT居酒屋のカウンター席を予約する。人気店だから、直前の予約ではなかなか席がとれないが、今回は奇跡的に2席が確保できた。

 こうして午後9時半ごろ、T居酒屋のカウンターで合流した。知人は1時間ほど、独りで飲んでいたが「酒も旨いし、魚も旨い」とご満悦。そのとき、知人から、空港で買った2種類の酒類をお土産にいただいた。そのひとつが「すだち酒」だった。

 柑橘類のスダチは徳島県原産の果物で、その98%が徳島県で生産されている、という。いやはや知らなかった。蔵は、本家松浦酒造場。清酒「鳴門鯛」でよく知られた蔵だ。

 きりりと冷やして、晩酌酒としていただいてみた。甘酸っぱい。これが第一印象。さわやかな風が吹くイメージ。やわらか、さわやか、おいしい! すだちジュースにアルコールがすこし入っている感じ。抜群に飲みやすい。余韻の苦みが、柑橘類の苦みそのもの。すだちのさわやかさを非常に上手に再現している。えてして、この手の種類は、ドン臭くなりがちだが、この「ゆず酒」はスマートな仕上がり。気に入った! 

 ラベルの表示は「アルコール分8度以上9度未満、原材料名:醸造アルコール、すだち果汁、糖類、はちみつ、清酒、香料」。アルコール分を低く設定しているので、非常に飲みやすい。また、このアルコール飲料の分類はリキュール。清酒ベースだが、清酒の規定以上に果汁などが入っているため、酒税法ではリキュール扱いとなる。

 蔵のホームページでは、「『すだち酒』誕生秘話」と題し、以下のように説明している。

「『すだち酒』を発売したのは1993年。東四国国体開催に合わせ、徳島のお土産になるお酒を作ろうと、八代目蔵元が開発しました。時代は男女雇用機会均等法が施行され、女性の社会進出が本格的になってきた頃。これからは女性が積極的にお酒を飲む時代が来る・・・だから『女性のためのお酒』を作ろう!と取り組みました。

 徳島県特産のすだち果汁を使い、はちみつや清酒との配合を何度も試行錯誤を重ね、女性にとって飲みやすいすだち果汁のリキュール”すだち酒”を完成させました。1993年『ほんのりスィート、すっきりヘルシー』をキャッチコピーに世に送り出し、それから20年余り、徳島の女性や若者を中心に愛されるロングセラー商品となりました。今では徳島の乾杯の定番酒となっています。<1995年(平成7年) 農林水産大臣賞受賞> 」

 また、ホームページでは「ハワイの日本酒専門店sakeshopで開催された試飲イベントで、『すだち酒』を試飲していただいたところ、大好評!なんと販売本数でナンバーワンの記録を出しました!ハワイの皆様も、スッキリ系リキュール『すだち酒』はとても喜ばれています!」とエピソードを紹介している。

関連記事 一覧へ