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【2549】天明 純米 生貯(てんめい)【福島】

2016.9.5 17:04
福島県河沼郡会津坂下町 曙酒造
福島県河沼郡会津坂下町 曙酒造

【カップ酒 全2回の①】

 父の日に二男から酒が贈られてくる。以前は1升が贈られきたが、2-3年前から、味ノマチダヤのカップ酒の詰め合わせが届くようになった。8個詰め。さまざまな味が楽しめるからうれしい。むろん、毎年ラインナップを変え、重複しないように努めている。

 その中から今回は「天明」と「村祐」をいただく。まずは「天明」から。「天明」はけっこう飲む機会があり、当「日本酒津々浦々」でもこれまで、4種類を取り上げている。さて、これはどうか。

 まずは、半分を冷酒で。旨みと酸が出て、非常にジューシー。旨いっ! 中盤から余韻にかけては苦み。独特な複雑風味があり、甘み・旨み・酸のバランスが良い。

 次に、残り半分をぬる燗にしていただいてみる。温度はちょうど40℃。甘旨酸っぱい。厚みが増し、味が強くなる。濃醇な飲み口になる。旨いっ! ぬる燗にしてもジューシー感は変わらない。余韻は辛み。

 冷酒良し、ぬる燗良し、のカップ酒「天明 純米 生貯」だった。おそるべし、カップ酒。

 ラベルの表示は「国産米100%使用 精米歩合60%」にとどまり、使用米の品種名が非開示なのは残念。カップの裏ラベルは、「明日を見つめる天明のかかし」と題し、以下の情緒的な文を載せている。

「会津で米造りから酒を醸す天明蔵は、その年の米の力や味を、まるごと表現する事を意識しています。小っちゃな蔵の大っきなうまさ。天明の米つくりのシンボル、田んぼのかかしが、明日への勇気をくれてます。新緑がまぶしい 蛙が鳴く会津です! 蔵ではしぼった酒の瓶詰め作業が盛んです。今の味のイメージは“心ときめく春。ほんのりあまく爽やかなカップ”です。次回あどんなかな?」

 味ノマチダヤのホームページはこの酒を以下のように紹介している。「カップ用に独自のブレンドをしました。ボディのある味わいが心地よい。 息子の孝市くんが中心となり若手スタッフで醸しています」。ボディ感のある味わい、はまさしくそうおもう。

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