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【3610】春乃峰 光風霽月 純米吟醸(はるのみね こうふうせいげつ)【滋賀県】

2018.10.27 23:20
滋賀県甲賀市 田中酒造
滋賀県甲賀市 田中酒造

【M居酒屋にて 全6回の②】

 異業種の酒飲み人が月1回、M居酒屋に集う日本酒研究会。研究会とは名ばかりで、単なる飲み会。ちょっとカッコつけて研究会だ。今回はSA、SI、Y、H、わたくしの、5人での例会となった。

 わたくしは、全国の全現役蔵の酒を飲むことを目指しており、M居酒屋の店主がこれに賛同。わたくしにとっての初蔵酒をせっせと探し集め、出してくれる。

 店主は冒頭、「今回の初蔵酒は滋賀県の3蔵です」と高らかに宣言。飲んだ現役蔵が1100蔵を超えたいま、なかなか初蔵酒を探せない中、3蔵も探してくれたなんて、ありがたい。感謝感激だ。さて、トップバッターの「寿々兜 辛口純米」に続き、「春乃峰 光風霽月 純米吟醸」をいただいてみる。これも、わたくしにとっての初蔵酒だ。

 酒蛙「昭和レトロ的熟成感的クラシカル香味がする」
 SI「直前に飲んだ『寿々兜 辛口純米』に似るが、それより軽快だ」
 酒蛙「すこし甘酸っぱい。芳醇な味わい。クラシカル香味が強いね」
 Y 「うん。紹興酒をおもわせる」
 SI「それ、分かる、分かる」
 酒蛙「同感だ。甘酸っぱさの陰に辛みも感じる」

 酒名に「光風霽月」という難しい言葉を使っているが、ラベルでは「雨上がりのさわやかな風と・・・その晴れ上がった空に出た月・・・」「高明でわだかまりがなく、さっぱりした様子」と酒名の説明文を掲載しており、飲み手に対し、とても親切だ。

 瓶の裏ラベルは、この酒を以下のように紹介している。「高明でわだかまりがなく、さっぱりした様子 そんな意味を持つこの光風霽月、そんなすがすがしいお酒に仕上げました。米は甲賀、擽野(いちの)地区で 丹精込めて育てられた好適米、玉栄を丁寧に磨き手造りで仕込みました。軽やかな香りとスッキリした後口のお酒です」

 裏ラベルの表示は「原材料名 米(国産)米麹(国産米)、米銘柄 玉栄(甲賀産100%)、精米歩合60%、酵母 協会9号、アルコール分16度以上17度未満、日本酒度+2、酸度1.7、アミノ酸1.4、杜氏 田中重成」。

「玉栄」は愛知県農業試験場が1954年、母「山栄」と父「白菊」を交配。育成と選抜を繰り返し開発、1965年に命名された酒造好適米。現在は滋賀県を中心に栽培されている。

 銘柄名「春乃峰」の由来について、蔵のホームページは以下のように説明している。

「当蔵の東に鈴鹿の山々を望む。その一峰にやわらかい春の様子がうかがえる頃、極寒に仕込まれた酒(新酒)が生まれるところから名付けられました」

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