×
メニュー 閉じる メニュー

(87)努力と涙の結晶

 生態系の保全・動植物遺伝資源の公平な利用などを目指して、生物多様性条約締結国が、難産の末「名古屋議定書」を採択した。議長を務めた日本の松本龍環境相の言葉から、苦労の末の成果を表す表現を拾った。

「皆さんの英知と努力と涙の結晶がここに実った」

"Everyone's wisdom, efforts and tears have borne fruit here."

 ここで使われる"fruit"は果物のことではなく「成果や結果」という意味。環境相は「努力と涙」と言ったが「汗と涙の結晶」という表現もよく聞く。英語では、"the results of blood, sweat and tears"という言い方をする。

 ほかにも「成果を挙げる」という意味で動詞の"bear"を使い、"I hope my studies here will bear fruit soon"「ここでの勉強が早く実を結ぶといいな」などと表現できる。同様に形容詞"fruitful"を使い、"We had a fruitful debate"「実りのある議論だった」としてもOK。

 ちなみに、生物多様性の保全は、"biodiversity protection"。名古屋議定書は、"the Nagoya Protocol"。採択が生態系破壊"disruption of ecosystems"の抑制にしっかりつながるといいね。