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日大の新主将にQB徳島秀将選手

2018.3.20 11:33 宍戸 博昭 ししど・ひろあき
日大の2018年度主将に選出されたQB徳島秀将選手=撮影:seesway
日大の2018年度主将に選出されたQB徳島秀将選手=撮影:seesway

 

 昨シーズン、27年ぶり21度目の甲子園ボウル優勝を果たした日大の新主将に、QB徳島秀将選手が決まった。

 

 日大は昨季、QB林大希選手が史上初めて1年生で年間最優秀選手に贈られる「チャック・ミルズ杯」を獲得するなど、下級生の司令塔に好素材がそろっている。

 徳島選手は3年生だった昨季は、スポッターの指示をサイドラインから見た自らの意見も交えてフィールドのプレーヤーに伝えるなど、作戦面で大学日本一に貢献した。

 

 フットボールをよく理解していて冷静な判断ができる。そして何より、チームへの忠誠心が人望につながりキャプテンに選出されたとチーム関係者は口をそろえる。

 

 徳島選手は横浜にある日大高校出身。父親の秀樹さんは慶応高校、大学でQBとしてプレー。兄の秀一さんも慶大出身で、現在はXリーグの東京ガスでQBとして活躍している「QB一家」だ。

日大の徳島秀将新主将(左)と父親の秀樹さん
日大の徳島秀将新主将(左)と父親の秀樹さん

 

 

 「父と兄がいて今の自分がある。主将としてはチームの連覇が最優先。優秀な人材がいる下級生をどう生かすかが鍵になるが、自分自身も死にものぐるいでレギュラーの座を狙う」

 3月19日に東京都内のホテルで開かれた祝勝会の会場で、新主将はチームを牽引する決意と覚悟を語ってくれた。

 

 最近の日大では、試合前にロッカールームで主将が先発メンバーを発表する〝儀式〟がある。

 秀樹さんは「息子には、4年生最後の試合で先発メンバーを読み上げるまで、諦めずに努力するように話した」という。

 

 昨年の甲子園ボウルで対戦したライバルの関学大も、昨季は主に控えだった新4回生のQB光藤航哉選手がキャプテンに就任している。

 これまであまり例のない、新しい形の「キャプテンシー」が見られるシーズンになりそうだ。

宍戸 博昭 ししど・ひろあき

名前 :宍戸 博昭 ししど・ひろあき

プロフィール:1982年共同通信社入社。運動記者として、アトランタ五輪、テニスのウィンブルドン選手権、ボクシングなどスポーツ全般を取材。日本大学時代、「甲子園ボウル」にディフェンスバック、キックオフ、パントリターナーとして3度出場し、2度優勝。日本学生選抜選出。NHK―BSでNFL解説を20年以上務めている。

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