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みつだんご vs あべ川 【GOHAN特製原稿】

2011.1.17 22:00 共同通信
「大洗名物」の「みつだんご」
「大洗名物」の「みつだんご」

 お待たせいたしました。次の取材の報告です。前回、茨城県ひたちなか市の「あべ川」を紹介しましたが、同じく近隣の大洗町に「みつだんご」なるおやつがあるということで、取材してきました。

 大洗町は茨城県の県央地域東部の太平洋岸に位置し、現在はアクアワールド・大洗(旧大洗水族館)、大洗磯前神社、茨城港大洗港区(旧大洗港)-苫小牧港間のフェリー、海水浴場、リゾートアウトレットなどで知られております。また、茨城県では、東海村と並んで多くの原子力関連施設が存在することで有名な町です。

 その旧市街地にお店を構えているのが「味の店 たかはし」さん。写真でも分かるように「みつだんご」ののぼりが立っており、お店は容易に発見できた。お店に入ってみると、「大洗名物」とでかでかと書かれた大きな文字が目に飛び込んでくる。


【写真】
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 大洗と言えば「あんこう鍋」「焼きハマグリ」「しらす丼」が昔から有名だが、ひたちなか市出身の私としては「みつだんご」が名物になっているとは全く知らなかった。しかし、大洗町の地元に人に聞いてみると、こうなる。「ひたちなか市のあべ川と大洗のみつだんごは似ているけど、全く素材が違うから、違うおやつなんだよね。だから、お互い切磋琢磨して今日まできているだけどね。あべ川の販売はひたちなか市では1軒だけになってしまったが、みつだんごはまだ大洗町でも数軒が販売しているだよね。守っていかないとね」。屈託のないおばさんがみつだんごを袋に詰めながら話していたのが印象的だった。


【写真】
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 値段は1本50円と「あべ川」より20円安い。でも、大きさが少々違う。「みつだんご」の方が小ぶりのように思える。「幻のスイーツ」と名言しているように、昔からの味を守っているようだ。売り方は小パック(6本入り300円)と大パック(10本入り500円)の2種類。ここまで来たのだから、ここは大パックで食することにした。

 予断だが、この「たかはし」さんのお店のもう一つの隠れ商品は「手作り餃子」のようだ。次回はこれも取材してみたいと思った次第だ。

 「幻のスイーツ」と明記しておきながら「新食感スイーツ」と紹介しているところが面白い。先ほども素材の違いを述べたが、「みつだんご」は純粋に小麦粉で作っているとのこと。焼き方もユニークだ。たこ焼き器みたいな鉄板で焼いていた。おばさんいわく「大量調理可能。自慢の鉄板だよ」とね。でも、丸くならず、平べったく焼けるのはなぜ?-という疑念が湧く。しかし、この時は既に本日分を焼いてしまっているので、焼いているところを見られなかったのが残念であった。


【写真】
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 材料に戻るが、おばさんいわく「あべ川は米粉+小麦粉の混ざったもので焼いたものなんだよね」。前回の「あべ川」で疑問に残っていた材料であったのが「米粉」ということを聞いて、納得できたのもよかった。おばさんもう一言「冷めた時の軟らかさに違いが出るんだよね」。う~ん、昔、はやったどこかのコーヒーのコマーシャルのようなフレーズ。懐かしさを感じた。お店の紹介看板にもそのような記述があったのが印象的。

 もっと驚いたのが、作り置きに保管する方法。な、な、なんと、電子ジャーの中。砂糖、しょうゆ、かたくり粉などで作られた「蜜」も電子ジャーの中に置いておき、いつでも保温して温かいまま提供するなどの気遣いが感じられた。というか、電子ジャー(ご飯保温機)をこのように使っているお店は少ないと思った次第だ。「たれ」も「あべ川」との違いがあるようで、濃度というのだろうか、「あべ川」より軟らかさが軽いような感じだ。


【写真】
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 では、食してみる。「うまい」。これはこれでうまい。「あべ川」もよかったが、「みつだんご」も捨てがたい。4、5本は平気でいけそうな感じだ。「あべ川」と「みつだんご」のバーサスにする予定だったが、甲乙付け難いということで締めくくりたい。

 「たかはし」さんでは、人気が出てきたということで、大洗リゾートアウトレット内の「大洗まいわい市場」に2号店を出したそうです。お買い物に疲れたときに英気を養うおやつとして「みつだんご」はいかがでしょうか?

 

 

BooBoo7@共同通信 (共同通信)
住所  :茨城県大洗町磯浜町884
電話番号:029-267-3954
オススメ:みつだんご
営業時間:午前10時~午後5、6時ごろまで(日によって違う)

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