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【3220】夢美咲 純米(ゆめみさき)【愛媛県】

2018.1.9 23:50
愛媛県西予市 元見屋酒店
愛媛県西予市 元見屋酒店

【H居酒屋にて 全3回の②】

 異業種のみなさまと登山を通じてお付き合いしている。そのひとつ、A銀行の営業系のみなさまと会をつくり、年に2回ほど、軽い山に案内している。そして、山のあとは、お約束の反省会。このほか、新年会、忘年会も欠かさない。だから、年に数回、飲み会を開いている。

 この飲み会、いつのころからか、メンバーそれぞれが、わたくしが飲んだことがない蔵の酒を持ち寄り、わたくしを喜ばせるようになった。わたくしが飲んだ現役蔵の数は1,070蔵を数え、残りがだんだん少なくなってきた。しかし、メンバーはさまざまな手段を講じて、わたくしの初蔵酒をゲットしている。ありがたいことだ。

 今回、メンバーがゲットした、わたくしにとっての初蔵酒は3種類。まずは「越後杜氏 純米」を飲み、続いていただいたのは「夢美咲 純米」だった。見るのも聞くのも初めてのお酒だった。

 このお酒を提供したKによると、北海道寿都郡黒松内町黒松内町(北海道の南方)に観光に行ったら、売店で「夢美咲 純米」を売っていたので、買って来たのだ、という。なぜ愛媛県の酒が北海道の売店に? みんなの疑問にKがこたえていわく、この酒の蔵がある愛媛県西予市と北海道寿都郡黒松内町黒松内町が、姉妹市町の提携を結んでいるからなんだそうだ。あとで調べてみたら、両市町は、西予市が野村町だった時代の1993年から交流している、という。さて、このお酒をいただいてみる。

 みんな「香りしないね」
 酒蛙「おおおっ、樽酒みたいな味がするぞ」
 A 「たしかに樽酒だ。でもラベルに樽酒との表示が無いね」
 酒蛙「樽酒だったら必ず表示するはずだ。表示しないということは樽酒じゃないということ。それにしても樽酒のような風味だな」
 F 「後味がビリビリしている」
 A 「余韻に渋みがある」
 酒蛙「すっきりさっぱりした飲み口。しかし、旨みもちゃんとあり、味わい深い。中盤から辛みが出てくる。余韻も辛みだが、すこし渋みが混じる。樽風味が特徴的だ」

 ラベルは、この酒を「無農薬の 西予市産山田錦と 西予市の山々が育てた 清らかな水で 恵みの酒ができました」と紹介している。

 ラベルの表示は「原料米 西予市産山田錦100%、原材料名 米(国産)米こうじ(国産米)、精米歩合60%」。

 ところで、この酒は、道の駅天然どんぶり館のオリジナル商品として、蔵元さんにつくってもらったものだ。同館は、2016年1月29日付のツイッターで、「宇和米100%のオリジナル清酒『夢美咲』が発売されました。味は透明感のあるキリリとした辛口に仕上がりました」と紹介している。

 また、愛媛県庁のホームページは、この酒を「米どころ宇和町の山田錦を100%使用の清酒。西予市の清らかな水と、大地が育てたお酒です。味は、透明感のあるキリリとした辛口に仕上がりました」と紹介している。

 この蔵の主銘柄は「開明」。その由来についてコトバンクは「酒名は、地元に現存する西日本最古の小学校『開明学校』にちなみ命名」と説明している。

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