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【聖火リレー アーカイブス(116)】 注目の点火者は大坂 名選手に医療従事者登場

2021.7.27 13:00 共同通信
東京五輪の開会式で、聖火台に点火したテニス女子の大坂なおみ=23日夜、国立競技場
東京五輪の開会式で、聖火台に点火したテニス女子の大坂なおみ=23日夜、国立競技場
 東京五輪の開会式の最後の場面で、注目された聖火台への点火者を務めたのはテニス女子シングルスで四大大会4度優勝を誇る大坂なおみ(23)=日清食品=だった。
 母国開催の五輪で金メダルが期待される大坂は東日本大震災で被災した岩手、宮城、福島3県の子どもたち6人から聖火を引き継ぐとゆっくりと駆けだし、球体の聖火台に向かう階段を慎重に上っていった。最上段に到達すると左や右にトーチを向けてから両手で火をともし、安堵の表情を浮かべた。
 大坂は大役を終え「間違いなく私の人生の中で最も素晴らしい名誉と成果です。この気持ちを表す言葉は見当たりませんが、感謝でいっぱいです」とツイッターに英文で投稿した。
 競技場内での聖火リレーには、スポーツ界の「レジェンド」たちが登場。医療従事者や、パラリンピック選手、東日本大震災の被災地からの起用もあり、各方面への配慮がにじんだ。
 まず姿を現したのは、ともに五輪を3連覇したレスリング女子の吉田沙保里さんと、柔道男子の野村忠宏さんのコンビ。ともに大会延期前の昨年3月に宮城でギリシャからの聖火の到着式に参加してトーチで聖火皿に点火しており、それ以来の大役となった。
東京五輪の開会式で、聖火ランナーとして登場した(前列左から)王貞治氏、長嶋茂雄氏、松井秀喜氏ら=23日夜、国立競技場
東京五輪の開会式で、聖火ランナーとして登場した(前列左から)王貞治氏、長嶋茂雄氏、松井秀喜氏ら=23日夜、国立競技場
 続いてプロ野球巨人で国民的人気を集めた長嶋茂雄さんと王貞治さん、米大リーグでも活躍した松井秀喜さんの国民栄誉賞の3人が登場。
 新型コロナウイルス対応にあたった医師と看護師の手を経て東京パラリンピックで夏冬合わせて8度目の出場となるトライアスロン女子の土田和歌子(八千代工業)、さらに岩手、宮城、福島の3県の小中学生6人へと火はつながれた。