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【聖火リレー アーカイブス(114)】 猛暑の都心、代替式典 原監督、EXILE登場

2021.7.26 12:00 共同通信
東京発、安本夏望  東京都港区の公園で行われた聖火の点火セレモニー。後方は東京タワー=22日午後
東京発、安本夏望  東京都港区の公園で行われた聖火の点火セレモニー。後方は東京タワー=22日午後
 東京五輪の聖火リレーは22日、東京都内での14日目を迎え、強い日差しが照りつける中、港区で公道走行の代わりとなる点火セレモニーが開かれた。23日午前には都庁・都民広場でリレーの到着式が行われる。その後、聖火は国立競技場へ運ばれ、午後8時から始まる開会式で最終点火者が聖火台に火をともす。
 22日のセレモニーにはプロ野球巨人の原辰徳監督が登場。トーチをバットのように構えてみせると、会場から歓声が上がった。人気グループ「EXILE」のMAKIDAIさんらも参加した。
 開会式を巡っては、開催前日になっても演出担当者が解任されるなどごたごたが続く。参加した会社役員三田春彦さん(58)は「平和の祭典で盛り上げないといけないのに残念だ」と語った。
 「五輪に出場する選手たちは120パーセントの力を出してほしい」との意気込みで参加したのは、20代の頃に卓球の世界選手権で優勝した経験がある栗本キミ代さん(83)。無事に炎をつなぐと、「思ったよりも緊張しなかった」とほっとした表情を浮かべた。開幕直前で相次ぐトラブルには「どうしてそういう方を選んでしまったのか」とがっかりしていた。
 アーティスティックスイミングに励んできた高校2年の稲冨優美花さん(17)は「今回の経験を生かして、一生懸命勉強やスポーツに取り組んでいきたい」と笑顔で語った。
 聖火リレーは全国を巡り、公道走行や代替イベントを実施してきた。東京都では7月9~23日、リレーが行われるはずだったが、新型コロナウイルスの感染状況悪化を受け、島しょ部を除き公道走行は取りやめとなった。
 22日は目黒区や渋谷区、港区を走る聖火ランナーたちが芝公園に集い、トーチとトーチを合わせて炎を移す「トーチキス」を行った。会場の外では、ホワイトボードを掲げて五輪中止を訴える人たちの姿があった。