メニュー 閉じる メニュー
東京五輪・パラリンピック

【聖火リレー アーカイブス(74)】 聖火北上、秋田犬の古里に ナマハゲゆかりの地も

2021.6.13 12:00
伝統行事「男鹿のナマハゲ」ゆかりの地、赤神神社五社堂で行われた聖火リレー。ランナーは佐藤杏さん(中央)=9日午後、秋田県男鹿市
伝統行事「男鹿のナマハゲ」ゆかりの地、赤神神社五社堂で行われた聖火リレー。ランナーは佐藤杏さん(中央)=9日午後、秋田県男鹿市
 東京五輪の聖火リレーは9日、秋田県で2日目を迎え、沿岸部から青森県へ向け北上した。忠犬ハチ公でおなじみの秋田犬の古里とされる大館市や、伝統行事「男鹿のナマハゲ」ゆかりの地などを巡った。聖火は10日から、青森に入る。
 大館市でトーチをつないだ佐々木如美さん(47)はスキーで冬季パラリンピック2大会に出場。幼少期に左手の親指以外をけがで失ったため物を握れないが、今回は特注の器具をはめ、生まれて初めて左手を使ってトーチを掲げた。「左手で物を持つ感触は初めてだった。それが聖火だったことは、とてもこれからの励みになる」と感極まった様子だった。
 同市では、JR渋谷駅のハチ公前広場(東京都渋谷区)で観光案内所として利用されていた鉄道車両「青ガエル」の前をランナーが通過した。
 ナマハゲゆかりの赤神神社五社堂(男鹿市)では、ジュニアオリンピックに出場経験のある中学生佐藤杏さん(14)が石段を駆け上がり、「リレーを走った誇りを持って、男鹿に貢献できたら」と話した。
 総合格闘家の桜庭和志さん(51)は出身地の潟上市で、日差しが照りつける中、沿岸に立ち並ぶ風力発電用の風車を背に聖火をつないだ。「新型コロナウイルスの悪い状況が吹っ飛ばせれば」と語り、大会の成功を祈った。