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東京五輪・パラリンピック

【聖火リレー アーカイブス(73)】 五輪聖火、秋田を駆ける 柳葉さん「夢いっぱい」

2021.6.12 12:00
新緑に包まれた武家屋敷の前を、トーチを掲げて走る聖火ランナー=8日午後、秋田県仙北市
新緑に包まれた武家屋敷の前を、トーチを掲げて走る聖火ランナー=8日午後、秋田県仙北市
 東京五輪の聖火リレーが8日、秋田県で始まり、県南部の豪雪地帯や武家屋敷で有名な仙北市角館町などを駆け抜けた。夏の風物詩「大曲の花火」の開催地、大仙市を走った同市出身の俳優柳葉敏郎さん(60)は「楽しい時間をこんなに長く感じたのは初めて。幸せいっぱい、夢いっぱい」と感慨深げに語った。
 あいにくの雷雨は湯沢市でのスタート前に収まり、第1走者で同市出身のオペラ歌手中鉢聡さん(55)は「(リレーを通じて)日本中が明るくなれば」と笑顔だった。
 伝統行事「かまくら」で知られる横手市を走った同市出身のタレント壇蜜さん(40)は「トーチがずっしりと重く緊張したが、一歩一歩確実に踏みしめた」と達成感でいっぱいの様子だった。日本海側の由利本荘市を流れる子吉川では、競技用ボートで聖火を運ぶ工夫も凝らされた。
 仙北市角館町で人力車夫として活動する菊地利佳さん(36)は、新緑の中トーチを掲げ走った。「私を通して、この町の魅力が世界中の人に発信できていたらうれしい」と語った。
 初日は秋田市でゴールした。同市では新型コロナウイルス感染防止対策のため、行程を一部変更、短縮した。