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【聖火リレー アーカイブス(42)】 前回走者「今回は笑顔」 長崎リレー、離島も巡る

2021.5.12 12:00 共同通信
長崎県対馬市でゴール地点の朝鮮通信使との交流を描いた壁画に到着した聖火ランナー=8日午後
長崎県対馬市でゴール地点の朝鮮通信使との交流を描いた壁画に到着した聖火ランナー=8日午後
 東京五輪の聖火リレーは8日、長崎県での2日目を迎え、長与町では、1964年の東京五輪でも聖火ランナーを務めた栗山秋義さん(70)が走った。再び五輪の開催が決まった時から、もう一度走りたいと願っていたといい「前回と違い、今回は笑顔で走ることができた」と話した。
 聖火は五島市、対馬市と離島を経由。五島市を走った市ふるさと大使のシンガー・ソングライター龍崎鬼一朗さん(38)は「五島の元気が日本の元気につながればいい」。対馬市では、日韓友好のシンボルとして朝鮮通信使との交流を描いた壁画の前まで聖火をつないだ。
 また、平戸市では、江戸時代初期の対外交易拠点を復元した「平戸オランダ商館」の前で、市民が聖火を迎えた。プロ野球のダイエー(現ソフトバンク)などで活躍した地元出身の城島健司さん(44)が、佐世保市でゴールし、トーチを聖火皿に掲げると勢いよく炎が上がった。
 城島さんは「自分が生まれた佐世保でランナーに選ばれ、改めて野球に出会えたことに感謝しながら走った」とし、五輪に向け「アスリートが努力を発揮できるよう、どんな形でも日本で開催されることを願っている」と語った。
 聖火リレーは9日から佐賀県に移り、長崎県と隣接する太良町を出発する。