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【聖火リレー アーカイブス(41)】 聖火、島原から平和公園へ 長崎初日、俳優石原さんも

2021.5.11 12:00 共同通信
長崎市の平和公園でスタートする聖火ランナーの石原さとみさん。右奥は平和祈念像。無観客で開催された=7日夕
長崎市の平和公園でスタートする聖火ランナーの石原さとみさん。右奥は平和祈念像。無観客で開催された=7日夕
 東京五輪の聖火リレーは7日、全国20府県目となる長崎県の初日を迎えた。大火砕流発生から6月で30年の雲仙・普賢岳がある島原半島の南島原市をスタートし、壱岐島や五島列島を巡った。夜には長崎市の平和公園を通り、被爆者と交流のある俳優の石原さとみさん(34)も登場した。
 普賢岳の火砕流を機に地元で災害ボランティアを始め、各地の被災地に赴く高木浩徳さん(61)は南島原市内を走り「噴火災害を経験し、全国から支援してもらった恩返しとしてボランティアをしてきた。今後も活動を続けていく」と話した。
 島原市では、同市出身の俳優宮崎香蓮さん(27)が市のシンボルでもある島原城の白い城壁を背に街を駆け抜けた。
 聖火ランナーは新上五島町で、世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」に含まれる教会「頭ケ島天主堂」を訪れ、住民らの歓迎を受けた。
 石原さんは無観客の平和公園で、トーチを掲げて平和祈念像の前をゆっくりと駆け抜けた。自身が出会った被爆者に思いをはせながら走ったといい「(核廃絶や平和に向けた発信を)ライフワークとして、自分にできることがあれば取り組んでいきたい」と話した。
 長崎市内では、日中友好のシンボルとして再現された遣唐使船が県庁横の岸壁に着岸。全長30メートルの朱色の船にランナーが乗り込み、水路で聖火を運んだ。新国立競技場の設計を手掛けた建築家隈研吾さん(66)は自身がデザインした長崎県美術館の前で聖火を受け取り、笑顔を見せた。