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【聖火リレー アーカイブス(37)】 沖縄リレー、ゴリさん登場 復帰っ子、聖火に「光栄」

2021.5.4 12:00 共同通信
沖縄県石垣市で聖火ランナーを務め、ゴール会場でトーチを掲げる具志堅用高さん=1日午後
沖縄県石垣市で聖火ランナーを務め、ゴール会場でトーチを掲げる具志堅用高さん=1日午後
 東京五輪の聖火リレーが1日、全国18府県目となる沖縄県で行われた。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、本島では名護市民会館周辺をランナーが約100メートルずつ走る形になった。玉城デニー知事がトーチに点火。県出身のお笑いコンビ「ガレッジセール」のゴリさん(48)が第1走者を務めた。
 1964年の東京五輪では、米軍統治下で実施された沖縄の聖火リレー。日本本土に復帰した72年生まれの「復帰っ子」ゴリさんは「57年前、沖縄に来た炎を俺が持っているんだと実感し、光栄だった」と振り返った。
 聖火リレーのコースで最南端となる石垣島では、地元出身のボクシング元世界王者具志堅用高さん(65)が、軽快な足取りで故郷を駆け抜け「世界タイトルマッチを戦うような、どきどきわくわくの気持ちだった」と笑顔を見せた。
 ヒット曲「366日」などで知られる県出身メンバー4人のバンド「HY」は、名護市民会館周辺を走った。4人で順にトーチを掲げ、両手を大きく振った。キーボードの仲宗根泉さん(37)は、地元うるま市の海中道路でのリレーが中止になったことを残念がりつつも「みんなの思いを胸に走ることができた」と話した。
 沖縄本島での公道のリレーは中止となり、本島では名護市民会館周辺と、2日の平和祈念公園(糸満市)に集約、一般客の立ち入りを規制した。観客の密集を防ぐため、名護市民会館近くの国道沿いには、目隠し用の白い幕が張られた。