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【聖火リレー アーカイブス(12)】 大粒の雨、聖火つなぐ Qちゃん「貴重な体験」

2021.4.8 12:00 共同通信
下呂温泉合掌村の前を行く聖火ランナー=4日午前、岐阜県下呂市
下呂温泉合掌村の前を行く聖火ランナー=4日午前、岐阜県下呂市
 東京五輪の聖火リレーは4日、岐阜県の2日目を実施した。午後から大粒の雨が降りだし、かっぱ姿のランナーも。岐阜市では、シドニー五輪マラソン金メダリストの高橋尚子さん(48)=同県出身=が快走を見せた。
 高橋さんは「Qちゃんスマイル」全開で、沿道からの拍手に「雨の中ありがとう」と大きく手を振って応えた。走行後「私にとって聖火は心の炎。生まれ育った場所で貴重な体験をさせていただいた」と謝意を示した。
 この日は、日本三名泉の一つで合掌造り家屋が並ぶ下呂温泉を出発し、天下分け目の合戦の舞台、関ケ原町などを巡るコース。
 第1走者を務めた義足のダンサー大前光市さん(41)は「聖火は希望の光。自分も希望の力を伝えたい」。トレードマークのリーゼント姿で大垣市内を力走したお笑いタレントみやぞんさん(35)は「みんなの心に火をともせたらと思い、明るく走った」と振り返った。元プロ野球選手の和田一浩さん(48)は「アスリートの皆さんには良い結果を残してもらいたい」とエールを送った。
 羽島市ではサッカーJ3、FC岐阜の前社長で筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者の恩田聖敬さん(42)が車いすに乗って聖火を運んだ。拍手が聞こえる方へ目を向け、歯を見せてほほ笑む場面も。走行後、介助者を通じて「多くの方の笑顔に勇気づけられた。雨の中、感謝です。明日からも元気に生きたいと思います」と話した。
 岐阜城がある金華山では、岐阜市の高校生杉山陽紀さん(16)がロープウエーで聖火を運び、俳優の伊藤英明さん(45)らが天守閣まで走った。
 この日、俳優山本耕史さん(44)やホッケー女子の日本代表候補「さくらジャパン」の選手らもランナーを務めた。
 5日からは愛知県に舞台を移す。