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【聖火リレー アラカルト】 聖火リレー「感謝と喜び」 モスクワ代表が式典参加

2021.7.26 14:00 共同通信
1980年モスクワ五輪で「幻の代表」となったメンバーの赤羽綾子さん(手前右)に聖火を引き継ぐ笹田夏実さん=22日午後、東京都港区(代表撮影)
1980年モスクワ五輪で「幻の代表」となったメンバーの赤羽綾子さん(手前右)に聖火を引き継ぐ笹田夏実さん=22日午後、東京都港区(代表撮影)
 東京五輪で聖火リレーを走れたら―。1980年モスクワ五輪で「幻の代表」となったメンバーの思いが形になった。
 公道でのリレーは果たせなかったが22日、9人がグループで点火セレモニーやトーチキスの式典に参加。体操女子の赤羽綾子さん(65)は「今日を迎えられてうれしい。感謝と喜び。その言葉に尽きる」と感慨を込めた。
 「東京五輪に向けて、私たちにできることはないか」。笹田(旧姓加納)弥生さんや赤羽さんが中心になり、2017年にモスクワ五輪代表へのアンケートを実施。その中で「聖火リレーを走りたい」との声が多かったという。
 日本オリンピック委員会(JOC)と交渉を重ね、実現にこぎつけた。19年に他界した笹田さんに代わり、赤羽さんに火をつなげた娘の夏実さん(25)は「母は聖火リレーを楽しみに、体力を落とさないようにしていた。代役だけど、火をつなげて光栄だった」と瞳を潤ませた。
 1年延期となった東京五輪は23日に開幕する。竹内(旧姓日向)由佳さん(57)は「1年は大きい。出られなくなったり、逆に1年あったから出場できたりした選手もいると思う。これからの人生にすごくいい経験になると思うので、頑張ってもらいたい」とエールを送った。