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てくてくjapan

新東京絵図

2009年10月07日

海と大地を食すカメルーン  うまみ凝縮、わく元気 

おすすめ度:★★★★★

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海と大地。西アフリカのカメルーンは恵まれた環境を生かし、魚や野菜をふんだんに使う。うまみが凝縮されているので、食べる先からエネルギーに変わっていくような心地がする。


 主食の「ドーレ」は、野生のホウレンソウと生ピーナツをペースト状にした。東京・池袋の「オー ヴィラージュ」では、ゆでたエビや調理用バナナと一緒に。バナナは甘くなく、イモ類に近い味わい。店長のジュディ・アタンガさんによると、本国では毎日、エビをいろんな調理法で食べるという。


 大西洋の産物を生かした「スパイシーグリルフィッシュ」。タイが丸ごと横たわるが、スズキやサバ、アジなども使うそうだ。試しにトウガラシのソースをかけてみると、少量で強烈な辛さ。ギラギラした太陽が涙目に浮かぶ。


 アフリカ原産のオクラをカレー風味のスープで。具が多く、飲むよりかみしめる感じ。かわいらしい名前の「フーフー」をからめてみる。トウモロコシの粉をこねてできる団子で、おもちに似た食感。


 「日本の人はこれが好き。でも食べるのはカップルじゃない。夫婦ね」。ジュディさんはジョークの腕もなかなかだ。

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 デザートの「バナナドーナツ」にも手が止まらない。小さな塊に香りと甘みと弾力がこもり、どんどんいける。すべての調理を支えるのは、ヤシの実から採った「パームオイル」。「 スタミナのもとなのよ」と満面笑みの説明を聞き、あらためて元気が出た。


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【ミニ情報】「ふるさとみたいなところ」の名の通り、ぬくもりがあふれる店内。客の95%は日本人で、金土日と祝日には千円で食べ放題。スパイシーグリルフィッシュ1500円、バナナドーナツ千円。無休。電話03(5951)2264。 【編注】「オー ヴィラージュ」は東京都豊島区東池袋1の22の13、第5ナカムラビル3階