銀座に〝黄金色〟の名人 キャリア43年のビールつぎ
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きめ細かい泡と黄金色の液体のコントラストが美しい生ビール。開店75周年を迎えた「ライオン銀座7丁目店」(東京都中央区)の海老原清さん(61)は、キャリア43年のビールつぎ名人だ。
グラスを傾ける角度は11度、満杯の大ジョッキは2キロの重さ。「腕だけではなく、からだ全体でビールを受け止めるのがコツ」。底から渦を巻き、せり上がる泡が余分な炭酸や苦味を抜き、のどごしさわやか。
舞台のような重厚なカウンターで、半日に約300杯をつぐ。「タンクやホースの手入れで味の8割が決まってしまう。洗浄など下準備も大事」
温かい人柄も人気で、国内外からファンが駆け付ける。親子で通い「大人になったら最初の一杯をついで」と〝予約〟する高校生も。昨年、定年を迎えたが、惜しむ声におされ月、金曜の夜と水曜昼に名人技を披露している。

ライオン銀座7丁目店は東京都中央区銀座7の9の20、電話03(3571)2590。







