地球はどこに投げられる? 足が止まる野球発祥の碑
おすすめ度:★★★★
オフィス街に突如現れる巨大な手。今にも投げそうに握っているのは、地球を模したボールだ。東京・神田の学士会館の敷地内に立つ「日本野球発祥の地」記念碑。通り掛かりのビジネスマンの中には、かつての野球少年もいるのだろう。足を止めて見る人は少なくない。
ブロンズ製で、高さ約237センチ。明治初期、ここに東大の前身である開成学校があり、米国人教師のホーレス・ウィルソンが、生徒に野球を教え始めた。やがて運動場が整備され、本格的な試合が行われるまでに。
記念碑は2003年、ウィルソンの野球殿堂入りを記念して建てられた。もし彼が、メジャーリーグで活躍する日本人選手の姿を見たら何を思う…。つめをきれいに切りそろえた手のモデルは、ウィルソンの教え子のはるか後輩、東大野球部の主将が務めたとか。








