新東京絵図 ほっとクリップ 東京ONEショット ちっちゃなミュージアム ニッポン名場面

読者からのコメント

てくてくjapan

ニッポン名場面

2009年07月02日

国民的スポーツの魅力凝縮 野球体育博物館が50周年  

おすすめ度:

%E9%87%8E%E7%90%83%E5%8D%9A%E7%89%A9%E9%A4%A8.jpg

日本の近代史を大衆とともに歩み、数多くのドラマを生んできた野球。その国民的スポーツを文化的な側面からとらえ、魅力を凝縮した「野球体育博物館」(東京都文京区)が今年6月、50歳を迎えた。
 野球をテーマにした日本初の博物館として後楽園球場近くに誕生したのが1959年6月。88年、完成した東京ドームの外周部分に移転した。
 「プロ野球」コーナーでは、12球団をそれぞれ代表する選手のユニホームをはじめ、王貞治さん、イチロー選手らスーパースターのバットなどを展示。「野球の歴史」コーナーでは、米国生まれの野球が日本で、どう発展したかを分かりやすく解説している。収蔵品は実に約3万点。書籍や雑誌も計5万冊を超える。
 日本野球機構が所有するワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の二つの優勝トロフィーが展示されることも。学芸員は「サッカーに押された時代もありましたが、WBCの影響か、再び野球人気の高まりを感じます」と話す。
 「野球殿堂」の運営も重要な仕事の一つだ。ホールには表彰者の胸像をかたどったブロンズ製のレリーフがずらり。これまでに、野球の発展に貢献した168人が殿堂入りした。「野球」という言葉を初めて使った明治の俳人、正岡子規といった意外な名前も登場する。
 同館は7月20日まで「野球殿堂50年のあゆみ展」を開催。長嶋茂雄さんらのユニホームや懐かしい写真に、来館者は足を止めて見入っていた。この後も、来年1月中旬まで「都市対抗野球」「大学野球」「プロ野球2リーグ制60周年」をテーマに特別展を連続的に開き、節目の年を盛り上げる。


ニフティクリップに登録   このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマークに登録

   
野球体育博物館は東京都文京区後楽1の3の61。電話03(3811)3600。一般500円。休館日は月曜日(祝日、プロ野球開催日、春・夏休み中は開館)▽特別展の日程は「都市対抗80回大会記念展」(7月24日~9月6日)、「大学野球展」(9月12日~10月12日)、「プロ野球2リーグ制60周年展」(10月17日~10年1月17日)。