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てくてくjapan

ニッポン名場面

2009年07月27日

ラーメン、オイシイデス! 米国人の果敢な挑戦  

おすすめ度:

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看板メニューは至ってシンプル。しょうゆ、塩味のラーメン(各800円)。東京都世田谷区の商店街で、ニューヨーク出身のアイバン・オーキンさん(46)が切り盛りする「アイバンラーメン」が人気を集めている。珍しさにつられて来た客も、予想以上のおいしさに常連になるという。


 アイバンさんの日本食との最初の出合いは、アルバイトをしていたニューヨークの日本料理店で食べた卵かけご飯だった。その後、大学で日本語を専攻し、伊丹十三(いたみ・じゅうぞう)監督の映画「タンポポ」を見て感銘を受ける。1987年に初来日して以来、食べたラーメンは数百杯に上っている。


 高級フランス料理店のシェフを経て、ラーメン店を開いたのは約2年前。「ラーメンは何でもありの世界。すしなどと違って厳格な規則はなく、おいしければ受け入れられる」とアイバンさんは挑戦した理由を語る。


 スープは鶏と魚介のだしを使い、めんは店の2階にある製めん機で作るこだわり。「ガイジンのラーメンだから(まずくても)仕方ない」といった酷評も覚悟していたが、心配は無用に終わった。


 10席のみの小さな店に、土日は長い行列ができる。今年1月に限定発売された20万個のカップめんは完売。店を開く経緯をつづった奮闘記「アイバンのラーメン」(リトル・モア刊)も出版した。


 3回目の来店という近所の20代男性は「日本人が作る豚骨ラーメンなどとは異なった、上品な味。器も洋風で凝っていて、和洋折衷という感じ」と満足そう。ラーメン研究家の大崎裕史(おおさき・ひろし)さんも「外国人の参入は、業界全体を勇気づける」と好意的に見守っている。


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「アイバンラーメン」は東京都世田谷区南烏山3の24の7。電話03(6750)5540。定休は毎週水曜と第4火曜。