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てくてくjapan

2009年06月30日

旧街道の情緒楽しい品川  次世代と江戸との交差点

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「品川駅は品川区にない」。ウソ? ホント? 東海道新幹線が停車し、京浜急行が羽田空港と結ぶ東京の南玄関には、こんなクイズがつきまとう。


 高輪口を出ると、第一京浜の向こうに有名ホテルがズラリ。その一つ「品川プリンスホテル」では、ボウリング場や映画館などのあるアネックスタワーに四月、吉本興業の新劇場「よしもとプリンスシアター」がオープンした。七月末まで「品川花月」として、お披露目公演で“コテコテ”の笑いを繰り広げている。
 隣接する「エプソン品川アクアスタジアム」では、イルカやアシカのパフォーマンスが人気。館外の青いイルミネーションは海のイメージだ。

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 本物の海も近いはず―と、駅の広いコンコースを渡り港南口を目指した。右手に大規模再開発で誕生した高層ビル群。オフィスが多数入居し、朝の通勤客は、まさに“波”となって押し寄せる。


 運河を渡ると東京海洋大の品川キャンパス。「鯨ギャラリー」では完全な骨格標本としては世界最大級、全長十七メートル余りのセミクジラの標本が建物からはみ出そうな迫力。日が沈みライトアップされると、特撮映画の一場面のようだ。

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 運河沿いに南に進むと、かつての漁師町「品川浦」に、赤いちょうちんを付けた屋形船が高層ビルを背負って並んでいる。「船清(ふなせい)」は一九八五年から展開。刺し身や揚げたてのてんぷらなどを味わいながらお台場など東京港を巡りレインボーブリッジをくぐる周遊コースで、桜や花火、クリスマスツリーなど四季それぞれの風情が楽しめる。団体貸し切りが基本だが、乗り合いの船も出ている。


 船だまりの西に延びる北品川の商店街は、東海道の宿場「品川宿」跡。せんべいの老舗「あきおか」の「品川巻」は、品川の特産品だった海苔であられを巻いたのが起源だ。品川での海苔養殖は四十年以上前に終わったが、さくさくの歯応えと海苔の香りのハーモニーは変わらず、江戸情緒を味わわせてくれた。

 ちなみにクイズの答えは「ホント」。品川駅は港区高輪三丁目と港南二丁目にまたがっている。


【編注】ふなせいよしもとプリンスシアター「チケットよしもと」は0570(036)912、エプソン品川アクアスタジアムは03(5421)1111、鯨ギャラリーは03(5463)0430、船清は03(5479)2731、あきおかは03(3471)4325


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2009年06月29日

都会に広がる、ご当地体操 介護予防、連帯感も生む

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高齢者の寝たきり予防や、幅広い世代の健康維持を目的に全国的な広がりを見せる“ご当地体操”。東京都内でも最近、力の入った動きが目立つ。なじみのあるメロディーを使い身軽で手軽、人のつながりを再確認できる点に、支持が高まっているようだ。
 新宿区は今年三月、介護予防に「新宿いきいき体操」を開発した。ボランティアや区内の音楽専門学校に製作協力してもらい、約四十万円の予算で完成させた。
 曲は盆踊りに使われてきた「平成新宿音頭」。同区ゆかりのキャラクター「鉄腕アトム」のポーズや、歌舞伎のにらみポーズも動きに取り入れた。約五分間で前半はストレッチ、後半は筋力アップを図る。六十五歳以上を対象に、立っても座ってもできるのがポイントだ。
 墨田区は「春のうららの~♪」で知られる滝廉太郎作曲「花」を「すみだ花体操」に取り入れた。完成は二〇〇七年。歌詞に合わせ船をこぐ動きなどがある。「子どもからお年寄りまで、一緒に体を動かすきっかけをつくりたかった」と区の担当者。
 今春開いた健康づくりの町会では、約三十人がお手本の映像を見ながら、体操を行った。七十代の女性は「なじみある曲でほっとする。振りが覚え切れないんだけどね…」と笑みがこぼれる。
 ヒップホップ調でオリジナル色を打ち出したのは、〇五年生まれの世田谷区「アイディ体操」。イメージアップソング「お~い、せたがや」に、タレントのパパイヤ鈴木さんが振りを付けた。大学のダンスサークルにイベントで披露してもらったり、保育園や高齢者施設に出張指導をしたり。地域に連帯感を、着実にもたらしている。


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2009年06月26日

漫画を描くカフェが出現 秋葉原に用紙、画材を常備 

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サブカルチャーの聖地といわれる東京・秋葉原に、漫画文化を象徴するユニークなカフェが誕生した。「クリエーターズカフェ 秋葉原制作所」。漫画の原稿用紙やインクなどの画材をそろえ、プロアマ問わず漫画を描く人の専用スペースだ。
 同カフェは、漫画喫茶、メードカフェなど“オタク文化”の発信スポットが周囲にある雑居ビル3階。18席がパーテーションで区切られ、落ち着く空間になっている。執筆に続いて製本まで依頼可能で、1冊の雑誌をここで完成させることができる。
 金、土、祝前日は24時間営業。料金は1時間500円からで、週末の深夜の6時間ナイトパック(1800円)が好評。締め切りに追われるプロの漫画家が、こっそり訪れることもあるという。
 「ここに集まる人たちで、オリジナル雑誌を出してみたい」と、店長の渡辺幸輔(わたなべ・こうすけ)さんは話している。問い合わせは電話03(3255)0818。


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2009年06月25日

花の光映像でレースを演出 約450メートル、ナイター競馬

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 春到来とともに、東京・大井競馬場(品川区)で開幕したナイター競馬「トゥインクルレース」。今年は華道家假屋崎省吾さんによる、きらびやかなイルミネーションが登場し、観客の目を楽しませている。

 長さ約450メートル、高さ約8メートルという世界最大級のスクリーン。日が暮れるころになると、レースの合間にメンデルスゾーンをBGMにして、桜やパンジーなど季節の花々の移ろいを表現したイルミネーションが流れる。幻想的な映像は圧巻だ。

 パドック東側に、假屋崎さんは馬と花をモチーフにしたモニュメントも制作。「『花は心のビタミン』をテーマに、希望の祈りを込めた」と話す。イルミネーションは、トゥインクルレース期間中の11月初旬まで実施される。


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2009年06月22日

アキバみこしで盛り上がれ  電子機器、フィギュア装飾

おすすめ度:★★★★★

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東京・秋葉原に、パソコンやDVDレコーダー、フィギュアなどで装飾した「アキバMIKOSHI(みこし)」が誕生。駅近くの商業ビル「秋葉原UDX」で常時展示されている。

 高さ約140センチで、重さが約200キロ。飾りに使ったアイテムは、ほかにも電子部品、ラーメンの缶詰など“アキバ名物”がてんこ盛り。内蔵バッテリーによって電飾が点灯、テレビモニターには実際に映像を流すこともできる。製作費は100万円ほどかかったという。

 無差別殺傷事件から1年が経過。商店街の有志らと「アキバを担ごう会」を立ち上げた会社社長は「ホコ天もなくなり、一時の活気がなくなったといわれるアキバの元気を取り戻したい」と話す。早速、お披露目に「神田祭」のプレイベントで練り歩き、見物人を楽しませた。


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2009年06月19日

「スカル」かわいいでしょ  ロック感、不良さに支持

おすすめ度:★★★★★

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どくろのマーク「スカル」。一瞬ドキッとするファッションアイテムが、東京中心に好調な売れ行きを見せている。本来は「死の象徴」だが、若者には“かわいい”“不良っぽい”と受け止められているようだ。

 三月に、十―二十代前半の女性を対象としたレッグウエアの新ブランド「エスレグ」を立ち上げた靴下・肌着メーカー「福助」(東京)。ギャル世代のファッションリーダーと言われる、モデルの益若つばささんがプロデュースした。スカルをワンポイントにしたハイソックスなど計八種類を五百円から千円程度で全国発売、一カ月間で三万足を超える売り上げとなった。

 「スタート時としては異例の売れ行き。今年の秋冬にも新作スカルを投入します」とPR担当者。益若さんも「デザインによっては、すごくかわいい。簡単にロック感を出せる。ハートのように一つのファッションマークと思ってます」と話す。

 一方、男性服のスカルブームも熱い。カジュアル系ブランド「ジャックローズ」は、ガイコツと骨の刺しゅうを背面に大きく施した「TFOAコラボ スカルTシャツ」(七千二百四十五円)を三月末から発売。五月中旬までに全国九店舗と通販で千枚以上を売り上げている。

 映画化もされた人気漫画「クローズ」で描かれたような不良っぽい雰囲気を表現。二十代がメーンの同ブランドだが、スカルモチーフだと「漫画ファンも含め、三十代後半まで購入層が広がるので驚く。ハードさを出すには欠かせないアイテム」(ジャックローズ原宿店)という。


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2009年06月17日

ワシづかみにするカモ 巣鴨の公式キャラクター 

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とげぬき地蔵尊参りの人出で「おばあちゃんの原宿」として知られる東京・巣鴨。地元の巣鴨地蔵通り商店街には、意外にも初めてという公式キャラクター「すがもん」が1年ほど前に誕生、徐々に知名度が浸透している。

 名前の通り、姿はカモ。赤い法被がトレードマークだ。最近の「ゆるキャラ」ブームに通じる愛らしさを生かし、昨年暮れ発売にこぎつけたグッズ第1号が、携帯ストラップ(630円)。丸っこいボディーをゆらりゆらり。落ち着いた商店街の雰囲気によく似合う。

 「12歳の男の子、身長100センチ」という細かい設定が孫を思わせて、カモながら、おばあちゃんの心をワシづかみ。商店街は今夏に向け、イベント用の着ぐるみを制作中のほか、ぬいぐるみなど新たなグッズも検討しているという。ホームページで購入手続きが可能。http://sugamon.jp/


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2009年06月16日

東京タワー展望台に天の川 イメージガールもイチ押し

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 七夕を前に、東京タワー(東京都港区)の「天の川イルミネーション」が人気だ。

 地上150メートルの大展望台内の天井に約1万個の電球をちりばめ、無数の星々が輝く夜空と“天の川”を再現している。7月12日まで。

 この幻想的な世界をPRするのが、今年4月から東京タワーのイメージガールを務める梅田彩佳さん(20)。福岡県北九州市出身で、人気アイドルグループAKB48のメンバーだ。「ロマンチックな空間。恋人同士がデートの待ち合わせ場所にしてくれたらうれしい」と話す。

 梅田さんは毎週金曜の夜に、大展望台特設ステージでDJも担当。来場者のリクエスト曲を流し、誕生日のお祝いや恋人へのメッセージなどを代読する。中には、恋人へのプロポーズに成功した男性もいたという。こちらは来年3月まで。

 大展望台入場料は一般820円。イルミネーションは期間中、午前9時から午後10時まで。


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2009年06月10日

漫画聖地にトキワ荘記念碑 サイン入り自作似顔絵

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手塚治虫さんや藤子不二雄さんをはじめ多くの人気漫画家が暮らした「トキワ荘」。東京都豊島区のアパート跡地近くに記念碑が建てられ、たくさんのファンが訪れている。
 漫画家の足跡は、同区にとって地域を盛り上げる「文化資源」。南長崎花咲公園に設置された記念碑は御影石製で、高さ1・7メートル、幅1・6メートル。碑の上にはトキワ荘のミニチュアが載り、その下に石ノ森章太郎さんや赤塚不二夫さんら10人のサイン入り自作似顔絵が描かれた銅板が埋め込まれている。
 元住人で漫画家の水野英子さんは除幕式で「かつて手塚先生がトキワ荘の碑が立つといいねと語っていた。大変感謝しています」と話した。
 トキワ荘は1953年、手塚さんが仕事部屋にしたことから、漫画を志す若者が集まり成長していった。建物が82年に解体された後も漫画の“聖地”として語り継がれており、記念碑は象徴的存在になりそうだ。


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2009年06月08日

明大に漫画専門図書館 OB蔵書中心、十数万冊

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漫画に特化したユニークな専門図書館が今夏、明治大にオープンすることが決まり、資料整理が進められている。
 2006年に死去した同大出身の漫画評論家の名を冠した「米沢嘉博(よねざわ・よしひろ)記念図書館」で、遺族から提供された蔵書をメーンに漫画や雑誌の文献十数万冊。東京都千代田区内の7階建て校舎を図書館棟に充てる。
 昭和中ごろの漫画雑誌が充実し、雑誌「少年」の別冊「鉄人28号」など貴重な書籍も。戦後間もなくの風俗雑誌やゲーム雑誌といったサブカルチャーの資料も多い。明大国際日本学部准教授、森川嘉一郎(もりかわ・かいちろう)さんは「国会図書館にもない貴重な本も含まれている。幅広いのが一番の特徴」と話す。
 学外からも利用できる会員制での運用を検討している。公式ホームページはhttp://www.meiji.ac.jp/manga/


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2009年06月03日

1位は「牛肉弁当」 東京駅エキナカグルメ・オブ・ザ・イヤー

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デパ地下みたいな品ぞろえで好評のJR東京駅のエキナカ商業施設「グランスタ」が、2008年度に人気のあったお弁当ランキングを発表。1位に、老舗すき焼き店「浅草今半」の「牛肉弁当」(1050円)が選ばれた。
 ランキングは名付けて「東京駅エキナカグルメ・オブ・ザ・イヤー」。今回が初の企画で、同施設内にある24店舗の商品売上高や販売数から決定した。
 1位の牛肉弁当は、明治の創業以来守り続ける秘伝の割り下と、黒毛和牛の味わいが人気の秘密で、毎日約300個を売り上げるという。2位は「とんかつまい泉」の「ヒレかつとたまごのポケットサンド」(470円)、3位に「築地 竹若」の「海鮮丼」(1200円)がランクインした。運営する鉄道会館の担当者は「やはり老舗の定番が並びました」と話す。
 グランスタは、JR東京駅の地下1階に07年10月オープン。予想を上回る利用客を集めている。


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2009年06月01日

羽田に各地グッズの専門店

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 羽田空港の利用客に、東京土産や各地にまつわる品々を集めた専門店「Tokyos`Tokyo(トーキョーズトーキョー)」が、空港第2ターミナルビルにオープンした。
 ボールペンからスーツケースまでえりすぐりの約500点。羽田から地方に帰る人には、東京タワー形ペットボトルのミネラルウオーター(315円)、秋葉原で話題のおでん缶(294円)などがお土産として人気。出張に向かう人には宿泊先で試せるアロマキャンドルやボディケア用品、カラフルな書類入れや名刺入れなどが売れ筋だ。
 本棚は地域別。ブックディレクターの幅允孝さんが、各地域に向けて出発する気持ちを高めるベスト3を選ぶ。季節などで入れ替わりがあるが、四国の棚には「恐るべきさぬきうどん2009特別版」、中部地方の棚にはオバマ米大統領の著書「合衆国再生」などが。後者はもちろん福井県小浜市にちなんだセレクトだ。


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