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てくてくjapan

2009年03月31日

池袋駅地下にモンパルナス 

おすすめ度:★★★★★

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地下に誕生した「エチカ池袋」

 東京の大ターミナル、池袋駅地下が大変身。おしゃれな商業施設が出現した。40店が出店した「エチカ池袋」。渋谷、新宿と池袋を結ぶ副都心線が昨年開通して商戦が激化する中、乗降客が足を止めたくなる魅力づくりを図っている。

 東京メトロ池袋駅構内、1400平方メートルの細長いコンコース。雑貨も充実した「最新のファッションゾーン」、スイーツや約100種類のワインをそろえたバーがある「食のトレンドゾーン」など四つのゾーンで構成する。女性専用の有料パウダールームでは、大手化粧品メーカーの製品を試すことができる。

 石畳調の床やアンティークな装飾を用い、全体でパリの街をイメージ。昭和初期、池袋に画家や詩人が多く住み着き「池袋モンパルナス」と呼ばれていたことにちなんだという。

 通路の一角にはギャラリーも常設。絵画などを展示して、アートな雰囲気も盛り上げる。


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2009年03月30日

最高級ジーンズ店が誕生 

おすすめ度:★★★★★

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しゃれた雰囲気の店内

 ファッションの最先端をゆく街、東京・南青山に、ジーンズブランド「リーバイス」が自社の最高級店と位置付ける「CINCH TOKYO(シンチ・トウキョウ)」が誕生した。国内で初めての企画だ。

 天井の高いおしゃれな空間に約1500点が並ぶ。デザイン性が優れた欧州のシリーズや、フランスの人気ロックバンドがデザインに参加したジーンズなど。入り口近くには、世界的な現代美術家ダミアン・ハーストによる「The Spin Jeans」も特別展示、262万5000円で販売を予定する。CINCHとは、ジーンズの留め具のこと。

 1917年のジーンズの復刻版は15万7500円で、国内に150本しかないレアな商品。ほかにも女性物のサテン地のワンピースや、オレンジ色のしゃれた革ジャンが目を引く。

 プレミアムな品ぞろえに、ミュージシャンやスポーツ選手もお忍びで来店するとか。南青山の新しい人気スポットになりそうだ。


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2009年03月27日

「重視」絞って部屋探しを 東京新生活、ネットが充実 

おすすめ度:★★★★★

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家賃相場が高い繁華街=東京・渋谷

 春の訪れとともに、東京で新生活を始める人の準備が本格化する。新入生も新社会人も住まいは重要なテーマだが、慣れない人は物件探しも一苦労。都会暮らしの第一歩、部屋探しのコツをまとめた。

 東京は物件の数が多い。学生のための部屋探し応援サイト「ひとり暮らしNAVI」の運営者は「何を重視するのか、しっかり決めておいて」と話す。物件が大きく動くこの時期、迷うと先を越されることもある。
 通勤・通学時間や治安など、どうしても譲れない点と、妥協できる点を紙に書き留めておくと便利。考えを整理しておけば、不動産会社との交渉もスムーズになる。

 部屋探しの大きなポイントは、やはり家賃。不景気で下降気味とはいえ、東京の相場は依然高い。渋谷や新宿などの繁華街はもちろん、若者に人気上位の吉祥寺や横浜なども高めだ。

 住宅・不動産情報サイト「HOME'S(ホームズ)」の担当者は「一つ隣の駅で探してみると選択の幅がぐっと広がる」とアドバイス。同サイトは、物件の検索画面で周辺環境も確かめられる。

 学生や本好きの人なら、移動を読書時間と割り切り、首都圏近郊で探す手もある。学生の多い八王子や所沢も、静かで住みやすい。

 一般に家賃は月の生活費の三分の一が目安。予算以上に背伸びするのは苦しい。季刊誌「ひとり暮らしをとことん楽しむ!」(主婦と生活社)の編集長は「駅まで自転車を使ったり、古い物件を探したり、工夫して理想に近づける努力も大切」と話している。

 「ひとり暮らしNAVI」のアドレスはhttp://www.heyanavi.com▽「ホームズ」はhttp://www.homes.co.jp


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2009年03月24日

下町に時代作家の息遣い

おすすめ度:★★★★★

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復元された書斎

  「鬼平犯科帳」「剣客商売」などの時代小説で知られる作家池波正太郎さん(1923―90年)は、東京・浅草で生まれ育った。台東区立中央図書館内の「池波正太郎記念文庫」は、蔵書や自筆原稿、復元した書斎など数々の資料を展示。作家の息遣いが感じられる空間となっている。

 娯楽性を高めたストーリーを平易な表現で描いた池波作品には、熱心なファンが多い。司書の一人は「親しみやすい作品に引かれ、遠方から何度も足を運ばれる方もいる」と話す。自宅の書斎が復元され、ファンでなくても興味深い。定期的に展示品を替える企画コーナーも人気。

 台東区には、作品に登場した場所も多くある。記念文庫では、ゆかりの地を記した地図を無料配布しており、ここを拠点に散策してみてもいい。入館無料。


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2009年03月20日

郷土料理店に同窓会ノート 

おすすめ度:★★★★★

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おかみの松永洋子さん

 勤め帰りの人で毎夜にぎわう東京・新橋に、出身高校への郷愁を誘う場所がある。JR新橋駅に近い九州郷土料理店「有薫酒蔵」には同窓生が思いをつづる寄せ書きノート約760冊が置かれ、今も増え続ける。

 出入り口脇に並ぶ棚には、ノートがすき間なく詰まっている。背には全国各地の高校名。約20年前、福岡県の高校を卒業した常連客が「上京した同窓生が近況報告できるノートがほしい」と要望、1冊目を置いた。

 客席には、おかみの松永洋子さんが定めた注意書きも。「酒を飲んだ勢いで作らない」「最初の1ページに名刺を張る」「たくさんの同窓生が書き込むよう努力する」。落書き帳にはせず、思い出がつながるように、と考えた工夫だ。

 松永さんは4年前に病気で倒れ右半身にしびれが残るが、ノートの書き込みを読む人たちの子供のような笑顔が支えという。1000冊が目標だ。


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2009年03月18日

アリクイのアイお嫁入り 繁殖目指し上野動物園へ

おすすめ度:★★★★★

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ミナミコアリクイの「アイ」(右)

 東京・池袋のサンシャイン国際水族館で人気を集めるミナミコアリクイの「アイ」(1歳・雌)が、上野動物園の「ココ」に“お嫁入り”することになった。

 アイは体長約50センチ、体重5・5キロ。母親は、自力で戸を開けたとみられる脱走劇で話題となった「タエ」だ。タエに似て、おっとり、我慢強い性格だという。

 嫁入り発表会では、写真パネルで登場した新郎の「ココ」に、アイがキスをする場面も。

 同館などによると、ミナミコアリクイは国内で現在10頭しか飼育されていない。パラグアイなどからの新たな輸入も難しく、繁殖目的の貸し出し(ブリーディングローン)を今回試みるという。

 迎える側の上野動物園の飼育担当者は「ペアリングがうまくいくよう願うばかり。もちろん、扉の施錠には万全を期します」と話す。

 水族館でのアイの公開は3月22日まで。上野動物園では4月上旬から公開を予定している。


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2009年03月17日

コマ劇前にオープンカフェ 

おすすめ度:★★★★★

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「シネシティカフェ」

 昨年末に閉館した東京・歌舞伎町のシンボル「新宿コマ劇場」前に、クレープと飲み物が気軽に楽しめるオープンカフェが1月末に開業、新たな活気が生まれている。

 映画館が囲むように立つ広場の一角、約230平方メートルを使い「シネシティカフェ」と名付けられた。青、白、赤という、人目を引くトリコロールカラーの外装が目印。店先にはパラソル付きテーブルが並び、明るい雰囲気を演出する。

 飲食店や遊技施設が集中して「日本一の歓楽街」と呼ばれる歌舞伎町。半世紀にわたって親しまれたコマ劇場閉館で人の流れが絶えたりしないように、地元商店街から常設カフェを求める声が上がり、新宿区が設置を決めた。

 年中無休で、開店は午後2時―午後10時。当面は1年間運営する予定。「若者やカップルを中心に夜まで客足は上々」と、区の担当者も手応え十分だ。


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2009年03月16日

駅弁、物産展は不況知らず 

おすすめ度:★★★★★

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「冬の北海道物産展」

 不況の中、東京のデパートで郷土色あふれる物産展が成功を収めている。全国各地の駅弁を集めたイベントは大盛況で、人気の北海道物産展も年々、売り上げを更新する勢いだ。

 新宿の京王百貨店の駅弁大会。平日の昼間も、目当ての駅弁を買い求める人で行列ができた。四十四年目を迎えた歴史を持つが、不況の影響は見られないという。

 岩手県の「ウニめし」、富山県の「ますのすし」、熊本県の「鮎すし」…。北から南まで名物弁当約二百種類がそろい、十三日間の会期中で計約四十万個が売れた。

 今年も、売り上げが最も多かったのは北海道の函館線森駅の「いかめし」の約五万六千個だった。広報担当者は「同じ素材でも味や調理法に(地元の)独自のものが出る。東京にいながら、旅をした気分も味わえる」と好評の理由を話す。

 小田急百貨店(新宿)の「冬の北海道物産展」も、人であふれていた。物産展では北海道が一番集客力があり、次いで九州・沖縄という。

 海産物をふんだんに使ったすしや弁当が並び、富良野の生乳を使ったワッフルなどのスイーツも目を引く。飛ぶように売れたのは、カニ、ウニ、イクラが詰まった札幌の釜元弁当と、十勝の生キャラメルだった。

 同百貨店は物産展を「(デパートの)にぎわいのシンボリックな存在」と位置付ける。年々、売り上げを伸ばし、一週間だった会期を今年から初めて六日間延長。同じ一週間の比較で、前年比約120%もの数字を残した。

 広報担当者は「ネットにはない味覚、においがあり、販売員との会話もある」と、独特の臨場感を決め手に挙げている。


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2009年03月12日

路上に響く“天使”の調べ

おすすめ度:★★★★★

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ダニエル・コフリンさん=東京・有楽町

 昼どきの有楽町・東京国際フォーラム地上広場。サラリーマンや女性たちの輪の中に、すらりとしたモデルのような青年が立つ。アコースティックギタリスト、ダニエル・コフリンさん(25)だ。

 細長い指で「なごり雪」「コーヒールンバ」やオリジナル曲を奏でる。ボディーをたたく技法に通行人も思わず、振り返る。投げ銭をくれた観客に会釈を欠かさない。

 ダニエルさんは東京都公認の大道芸人「ヘブンアーティスト」の一人。父が米国人、母が日本人で、福島育ちだ。高校卒業後、アコースティックギターを独学で始めた。現在はライブハウスやイベントでも演奏する。

 常連だという30代の女性ファンは「透明感ある優しい音色。大都会に天使が現れたようだ」と話す。ソロにこだわるダニエルさん。「ギターの可能性をもっと探ってみたいな」とはにかみながら語った。


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2009年03月11日

生誕100年に太宰マップ 

おすすめ度:★★★★★

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「元祖太宰マップ」

 今年で生誕100年を迎える小説家、太宰治。晩年を過ごした東京都三鷹市のファンらによる「みたか太宰の会」が、執筆した家があった場所や通った酒屋など、小説家の足跡をたどることができる地図「元祖太宰マップ」を作った。

 イラストが描かれたユーモラスな作りで、初心者にも分かりやすい。随所に描かれた吹き出しには「子供より親が大事と思いたい…」「生まれてすみません」など、太宰作品の文章がせりふとして織り込まれ、愛読者も楽しめる。

 同会はこれまで無料の地図を配ってきたが、今回、初めて本格的な形で製作し直した。太宰治文学サロン、三鷹市やその周辺の書店など数カ所に置いてあるが、取り寄せることができる。

 B3判だが、折りたたむとポケットに入る。晩年の地を散歩する際にも、ちょうど良いサイズだ。399円。問い合わせは発行元の「文伸」。電話0422(60)2211。


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2009年03月10日

快走、東京のコミバス 

おすすめ度:★★★★★

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森鷗外旧宅付近も走る「Bーぐる」

 路線バスのない道を百円、二百円といった運賃で走るコミュニティーバス、通称「コミバス」が、東京に定着した。かわいい愛称が付いた小回りの利く車体は、お年寄りなど“交通弱者”に優しい。最近は観光客も呼び込んで、都内各地を快走中だ。

 港区を走る「ちぃばす」は、六本木ヒルズを中心に、芝浦、赤坂の両地区を結ぶ。区の担当者は「ワンコインで都心を走るのがやはり魅力なんでしょう。悩ましいほどに利用客が増えた」と話す。運行を始めた翌年の二〇〇五年度に八十三万人だった利用客は〇七年度は百万人を突破した。

 街の人気では引けを取らない、渋谷区の「ハチ公バス」。原宿や表参道ヒルズ、青山などを通る「神宮の杜(もり)」、初台や笹塚を走る「春の小川」、恵比寿、代官山の「夕やけこやけ」の各ルートがある。

 文京区の「Bーぐる」は、東京ドームのある水道橋や、駒込などを巡回する。「おばあちゃんの原宿」として有名な巣鴨の「とげぬき地蔵尊」はこの路線。都内有数の庭園として知られる「六義園」「小石川後楽園」にも足を延ばせる。

 「三鷹の森ジブリ美術館」のオープンをきっかけに登場したのは、三鷹市の「スタジオジブリデザインバス」。同美術館はもちろん、沿線に今年生誕百年を迎える「太宰治文学サロン」や、「山本有三記念館」がある。

 コミバスはもともと、道が狭いなど交通に難のあった地域住民のニーズに応えるためのものだったが、その手軽さ故に利用客が軒並み急増。都内では、銀座や日本橋、築地をエリアに抱える中央区をはじめ、幾つもの自治体が導入する見通しだ。


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2009年03月06日

カワイイ!世界最小キツネ 

おすすめ度:★★★★★

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3兄弟はみな超キュート。

 小柄な体に羽根のような大きな耳。毛はふさふさで瞳はつぶら。世界最小のキツネ、フェネックの3兄弟は、見物客のハートをわしづかみにするほど愛らしい。

 公開されているのは東京・吉祥寺の「井の頭自然文化園」。昨年11月生まれでいずれもオス。体重は1・5キロ程度までしか成長しないという。本来は砂漠に分布している動物なので、耳が体温を発散しやすいよう発達している。

 性格は三者三様だが、どれも元気いっぱい。展示室で跳びはねたり、じゃれ合ったり。人だかりから「カワイイ!」と歓声が上がる。

 同園が今回付けた名前が「マッチ」「トシチャン」「ヨッチャン」。1980年代に活躍したアイドルグループからの連想で、アラフォー(40代前後)世代に受けているとか。入園料は一般400円、月曜休園。


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2009年03月04日

フォトウエディングが好調 

おすすめ度:★★★★★

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撮影に臨むカップル=東京都中央区

 写真撮影だけの結婚式・フォトウエディングの人気が、東京を中心に高まっている。景気低迷が続く中、経済的理由などで挙式や披露宴を行わない“なし婚”の増加が背景にあるようだ。

 こだわりある婚礼写真の撮影サービス「フォトジェニック ウェディング スタジオ」を全国6カ所で展開するのは「ワタベウェディング」。昨年11月の東京スタジオ(中央区)での撮影件数は、対前年同月比5割増。春の結婚シーズンにさらなるニーズを見込んでいる。

 プランでは、専任フォトアドバイザーと一緒に、衣装選びやヘアメーク、スタジオ撮影に臨む。定番の白色ドレスは約100種類、和装は数十種類がそろう。費用は4万8千円から。

 撮影を終えた40代男性と30代女性のカップルは「参列者を気にせず、二人だけ。自分たちらしい形になった」と満足げだ。同社によると、結婚10年目の記念撮影や、銀婚式を迎えた両親に子どもがサプライズでプランを贈ることもあるという。


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2009年03月03日

最大規模の演劇祭典が誕生

おすすめ度:★★★★★

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「オセロー」の一場面 (C)LEE Do-hee

 東京に今春、国内で最大規模という演劇の祭典が誕生した。日本を代表する演出家・蜷川幸雄さんや、イタリア、イラン、韓国から演出家や役者が参加する「フェスティバル/トーキョー」。演劇人だけでなく、ボランティアも数多く参加、ユニークなイベントも展開している。

 劇は十九演目。演出家や俳優ら計三百人以上が参加する。期間は二月二十六日から三月二十九日まで。池袋の東京芸術劇場や、にしすがも創造舎を中心に都内数カ所で繰り広げられる。

 蜷川(にながわ)さん率いる、五十五歳以上の演劇集団「さいたまゴールド・シアター」が熱演する「95kgと97kgのあいだ」(三月十八日―二十九日)。劇作家平田オリザさん作「転校生」(三月二十六日―二十九日)では、オーディションで選ばれた静岡県内の女子高校生十八人が演じる。

 「オセロー」(二月二十七日―三月一日)は、韓国の演出家イ・ユンテクさんがシェークスピアの傑作に、韓国のシャーマニズムと日本の能の形式を取り入れた。

 ボランティアも制作アシスタントなどで大きな役割を果たす。東京芸術劇場前の公園には「おやじカフェ」というユニークなテントが出現。会社員や公務員の六十代から二十代の男性が客をもてなす。海外でも活躍する振付家伊藤キムさんがプロデュースした。

 次回は今秋に開催。今後、毎年一回のペースで開幕する予定だ。プログラム・ディレクターの相馬千秋(そうま・ちあき)さんは「特徴はプロの俳優だけでなく、実人生を背負ったアマチュアも出演すること。世界的な演劇祭を目指して、スタート地点に立てた」と話す。

問い合わせは実行委員会、電話03(5961)5202。


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2009年03月02日

若い女性に鉱物ブーム 即売会、ビジュアル本好調 

おすすめ度:★★★★★

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「東京ミネラルショー」(08年12月)

 鉱物の世界を楽しむ若い女性が、東京を中心に増えている。イベントの人出や関連図書の売り上げも好調。自然の神秘性や美しさにひかれる一方で、雑貨感覚で生活に取り入れる動きも高まっている。

 昨年暮れ開催の展示・即売会「東京ミネラルショー」には、二百五十を超える出展社が集結。入場者は四日間で延べ約一万六千人で、過去最高を更新した。

 主催のプラニー商会によると、来場者の半数以上は女性。特に二十―三十代の女性と親子連れが年々、増加傾向だという。「石本来の魅力が伝わり、結晶鉱物や化石に関心が集まっている」と同社。売れ筋は二千円程度のもの。神奈川県から来た二十代女性は「石を飾り、眺めるのが好き。どうしてこんな色や形になるのかを考えると楽しくてたまらない」と話す。

 鉱物関連の入門書の売れ行きも好調だ。丸善丸の内本店では、近隣で働く三十代女性を中心に、千円台の分かりやすい解説書が特に出ているという。「女性客が少ない理工学書売り場で、これだけ売れるとは」と担当者は驚く。

 女性向けに、暮らしのなかで鉱物を楽しむためのビジュアル本も登場。「鉱物アソビ」(ブルース・インターアクションズ)は発売二カ月余りで五千五百冊を完売し、増刷を重ねる。鉱物関連書では異例の売れ行きだ。

 編著者のフジイキョウコさんは「花を飾るように、生活に自然の石を取り入れてみる魅力を伝えたかった」と話す。

 青色の鉱物コレクションを眺めて過ごせる場所として定番になったのは「cafe SAYA」(東京都北区)。来店者の八割は二十―三十代女性。土日だけの営業だが、リピーターも多いという。


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