新タイプの映像祭エビゾウ ジャンル超え、おもちゃ箱
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館内にはられた告知ポスター
映像があふれる時代に対応し、新しいタイプの映像祭が東京に誕生した。恵比寿の東京都写真美術館で二月二十日から三月一日まで開催の第一回「恵比寿映像祭」。映像分野の表現がジャンルを超えて大集合する、おもちゃ箱のような祭典だ。
同美術館は地上四階地下一階。写真と映像の収蔵では国内最大規模を誇る。展示スペースすべてを会場にするが、定員制のプログラムやイベント以外は入場無料。一部の作品は会期中のほか閉幕後も、公式ウェブサイトで楽しむことができる。
作品は約百三十点で、現代アートの巨匠、アンディ・ウォーホルから現代美術作家ら約百人を紹介。映像と音でミステリアスな世界を作り出す仕掛けや、カルト的人気を誇る粘土のアニメーションなど幅広い構成だ。
映画は最短十秒の作品から、現代の中国社会を見つめた九時間にも及ぶドキュメンタリーまで。ほかに、楽器のドラムと映像が連動したユニークなパフォーマンスなど、ライブやトークショーが連日行われる。
映像祭ディレクターの岡村恵子さんは「映像は体験をするもの。普段の見方が変わるかもしれません」と魅力を話す。他の映画祭や芸術祭と異なり、賞を設けていない。「アートに答えは一つではない。賞がないのが信条」だからだ。祭典には早速「エビゾウ」という愛称が付いた。
福原義春館長は「映像の時代なのに、本当の意味での映像祭は日本になかったと思う。海外からも注目される水準にもっていきたい」と話す。今後、毎年開催する予定だ。公式ウェブサイトはhttp://www.yebizo.com

東京都写真美術館は東京都目黒区三田1の13の3、恵比寿ガーデンプレイス内







