ちびっこ漫才で地域振興を
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漫才グランプリの決勝
お笑いの吉本興業と東京都新宿区がタッグを組んだ、初の「新宿ちびっこ漫才グランプリ」が十一月二日に開かれた。同区主催イベント「食育とエコの祭2008」の一環で、参加資格は小中学生。漫才で楽しく学んでもらうのが狙いだが、地域振興に笑いのパワーを生かす試みでもある。
同区内に東京本部がある吉本興業のグループ会社「よしもとクリエイティブ・エージェンシー」が企画に全面協力した。決勝では、予選を勝ち抜いた十一組の小中学生がステージに。観客席は、大人顔負けのボケと突っ込みに沸いた。
優勝したのは都内と神奈川の小学一、二、三年男児が集まったトリオ「たけき」。ポリ袋を帽子かわりに被るネタなどを披露した。
今回は、同区の予想を上回る百十人の小中学生が応募。都内と近県がほとんどで、九月から十月の土曜日に、吉本興業東京本部で四回の指導を受けた。
“先生”役を務めたのが若手芸人六組と構成作家だ。「(立つ時は)もっと肩くっつけてな」「すべってもええ!照れとか捨ててきー」と、男子中学生コンビに厳しくアドバイスする場面もあった。指導した芸人の一人、アイパー滝沢さんは「人前に立つのは楽しいことなんだとまず伝えたい」とエールを送る。
一方、保護者も熱心。小学三年女児の母親は「漫才だと型にはまらず、子どもの個性が生きてきた気がする」と喜んで見守っていた。
よしもとクリエイティブ・エージェンシーの担当者は「地域との取り組みは、将来性のあるコンテンツ。反響が大きく、来年も開催したい」と手応えを語っている。
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