「はし」の魅力見直そう
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日枝神社の「箸感謝祭」
日本の食生活で最も身近な食器「はし」の魅力を見直そうという動きが東京で盛んになってきた。「箸の達人」育成に取り組む団体ができたほか、学術的な研究も活発化している。
都心の日枝神社(東京都千代田区)で毎年八月四日に行われる「箸感謝祭」。「はしの日」にちなみ関係者が全国から集まったが、今年はその場で「日本箸文化協会」設立が発表された。
はし製造販売会社の兵左衛門(福井県小浜市)と連携し、放送プロデューサーのデーブ・スペクターさんや歌手のペギー葉山さんらが推薦人に。正しく美しいはし使いを、文化として後世に伝えていくのが目的だ。
メーン企画は「箸の達人」育成プロジェクト。協会認定の講師による小学校など教育現場での「箸知育教室」開催や、検定試験の実施を検討している。脳の活性化やリハビリテーションの道具に、はしが使われている点にも注目し新たな使われ方を開拓するという。
同協会代表のフードプロデューサーは「最近は若者の七―八割がはしを正しく持てていないという印象。学ぶ環境をまず整えたい」と話す。
一方、日本、中国、韓国でのはしの歴史や将来像について、研究者同士が意見交換する講演会「お箸を通した国際交流」が十一月九日に東京芸大で開かれる。
主催は、昨年発足した「国際箸文化研究所」(所長・三田村有純・東京芸大教授)。三カ国の研究者がはしに関する美学や問題点をシンポジウム形式で語る。「世界人口の約三分の一が、はしを使っている。多角的に探っていきたい」と三田村教授。講演会は一般に無料で公開する。
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問い合わせは日本箸文化協会、電話03(3448)0084▽国際箸文化講演会実行委員会、電話050(5525)2191。







