2008年08月29日
電車で帰ってきた寅さん
おすすめ度:★★★★★
寅さんの特別電車
「男はつらいよ」シリーズ開始から40周年を記念して、京成電鉄は渥美清さんが演じる寅さんの写真を車体にデザインした特別電車を運行している。9月17日まで。
寅さんの実家がある金町線柴又駅。寅さんがもめ事を起こしたとき、ここからよく出奔したのは、知られるところだ。引き留める妹さくらとの掛け合いなど、数々の名場面が生まれた。
ホームにのんびり入ってくる電車は、確かにスクリーンに映り込んだときのそれ。劇中では、江戸川の土手を歩いて帰郷していたが、40年の節目に電車で帰ってきた寅さんの笑顔は晴れ晴れとして見える
る。
平日は路線、時間ともに不定期だが、土日は午前10時ごろから午後4時ごろまで、金町線を約20分間隔で運行する。
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2008年08月27日
酒場でナイスショット
おすすめ度:★★★★★
仕事帰りの会社員らでにぎわうゴルフバー
早起きも、遠出も必要ない。天気も気にせず、仲間と、都心で酒を飲みながら真夜中でも「ナイスショット!」―。
ゴルフコースが映し出される大型スクリーンに向けて、実際にクラブでボールを打ち込むシミュレーションのゴルフ。東京・赤坂の「グリップ」は店内にそうした機器を置き、酒を飲みながら疑似ゴルフが楽しめる。都心で最近増えているゴルフバーだ。
客層は仕事帰りの男女や、なかなかコースに出られない初心者が多いというが、会社の上司と部下が二人で訪れることも。コミュニケーション不足が叫ばれる現代を反映しているのだろうか。
3つあるブースの利用料は、人数に関係なく30分で3000円。クラブや手袋、靴はレンタル無料。4人組でも慣れれば1時間で4―5ホールは回れるという。
グリップは東京都港区赤坂3―12―1赤坂ともえビルB1、電話03(6277)052
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2008年08月26日
涼呼んで街をつなぐ打ち水、メードも参加
おすすめ度:★★★★★
神田明神での打ち水
真夏に涼を呼ぶ昔ながらの風習、打ち水。猛暑が続く東京では、ヒートアイランド現象対策として関連行事が盛況だ。オフィス街と周辺商店街の結び付きに一役買ったり、メード喫茶の店員が参加したりする“変わり種”イベントなども登場、注目が高まっている。
クールビズの会社員に交じって、浴衣姿の男女や小学生らが「せーの」の合図に合わせ、ペットボトルで一斉に散水―。六本木の複合施設・東京ミッドタウンで七月二十二日に開かれた「六本木打ち水大作戦」だ。

ミッドタウン側と周辺商店街などが呼びかけ、今年から始まった。オフィスで働く会社員や地元住民計約二百人が約四百リットルの水をまくと、通行人の表情も緩んだ。東京ミッドタウン町会の会長は「都会で地域が一体になれるイベントは少ない。来年以降も続けたい」と話した。

秋葉原に近く、江戸総鎮守として有名な神田明神では八月二日、メード喫茶の女性店員らによるイベント「うち水っ娘大集合!2008」が開かれた。参加したメードは約二十人。派手なコスプレ姿で境内に並び、「涼しくなあれ!」の掛け声で木おけから散水すると、集まったファンや外国人観光客ら約五百人の熱気も少し和らいだ。

一方、若手アーティストがデザインを手掛けた「散水ベロタクシー」二台が完成、有楽町で披露された。三輪自転車タクシーの後部に取り付けられた小便小僧などが、水をまいてビル街を進む。その姿はカラフルでほほえましい。主催者が「走行は真夏の期間限定だが、街のエコ意識の向上にもつながるのでは」と話す自信作だ。
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2008年08月25日
温かな空気と染みる音色 西武特急で小江戸・川越へ
おすすめ度:★★★★★
小江戸のシンボル「時の鐘」
「はじめてなのに なぜか懐かしい町」と書かれた観光パンフレットに身構える。簡単に術中にはまるものかと思ったものの、特急レッドアロー号「小江戸」で西武本川越駅から去るころには、故郷がフェードアウトしてゆく感慨にとらわれた。
全国に点在する「小江戸」の中でも、代表格の川越(埼玉県)。新宿から特急で四十分余りと、東京からの日帰り名所として人気は高い。2009年春から放送のNHK連続テレビ小説「つばさ」の舞台にも選ばれている。平日でも人通りが絶えないのが国の「重要伝統的建造物群保存地区」指定の蔵造りの町並み・一番街だ。

名前はいかめしいが、地元の人の生活と、名物さつまいもの加工品や漬物を売る観光とが境目なく混じり合い、温かな空気が流れていた。
「ゴ~ン」。柔らかな音色が青い空に、ゆっくりと染みていく。一日四回鳴る「時の鐘」は町全体の象徴。創建は江戸時代だが、大火を経て、現在の木造の塔は明治中期のもの。でも気分はやはり、お江戸でござる。
百メートル四方に十数軒が集まる菓子屋横丁では、水あめ、団子、ふ菓子などが山盛りになって出迎える。子ども時代に引き戻すという商売のツボに、抵抗なくはまってみた方が楽しめるだろう。
川越城の名残である本丸御殿や、徳川家光、春日局ゆかりの喜多院などを見て歩くと半日が過ぎた。高校生の姿も多く、町には若さもブレンドされている。「『ウォーターボーイズ』って映画やドラマがあったでしょ。モデルはあの学校」。通り掛かりの男性に道を尋ねたら、おまけ情報も付けてくれた。
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2008年08月22日
日常が映画の一場面 ディズニーリゾートライン
おすすめ度:★★★★★
買い物が楽しめる「イクスピアリ」
「チム・チム・チェリー♪」。おなじみのBGMが流れるプラットホーム。ミッキーマウスをあしらった青色帽子の駅員がニッコリと出迎える。おとぎの世界はもう始まっていた。
「リゾートゲートウェイ・ステーション」を出発、ディズニーランドとディズニーシーを反時計回りに周回するモノレールが「ディズニーリゾートライン」。駅は四つ。一周五キロ、十三分の小さな旅だ。

車内では「ハイホー、ハイホー」の音楽に合わせるかのように、ミッキーの形をしたつり革が踊る。ディズニーシーにそびえる赤茶色の火山を過ぎたら、東京湾が眼下に。
「リゾート―」駅には、複合商業施設「イクスピアリ」が隣接する。「物語とエンターテイメント」が施設のテーマ。クリーム色の壁、緑の屋根、あえて水色の郵便ポスト。人物が描かれた壁画をよく見ると、猫が隠れていたり…。秘密めいた仕掛けに心くすぐられる。南欧を思わせる街並みに雑貨店などが入り、手をつないだカップルもロマンチックな風景の一部に。

とはいえ地元の千葉県浦安市民にとっては、日常の買い物場所という。服を選んだり、牛乳やパンを買ったりする日常的なことが、映画の一場面のようだから不思議だ。

夕暮れ時の庭園で一休みしていると、ディズニーリゾートラインのレールの向こう側を、帰宅ラッシュのJR京葉線の電車が通過した。その脇のモノレールは、夢と現実の境をまたいで走るように見えた。
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2008年08月21日
競艇場に大魔神が出現
おすすめ度:★★★★★
記念撮影するファンの姿も
昭和の特撮映画の名作「大魔神」シリーズに登場するキャラクターの像2体が、江戸川競艇場(東京都江戸川区)の出入り口に“降臨”し、来場者を驚かせている。
映画シリーズは3作あり、いずれも1966年に制作。戦国時代を舞台に、柔和な表情を浮かべた武神の埴輪像が支配者に理不尽な扱いを受けた民衆の怒りを代弁、憤怒の形相の大きな大魔神の姿に変身する場面が見どころだった。
競艇場の向かって左側に褐色の大魔神、右側に変身前の白っぽい武神が立って見下ろす。著作権を所有する角川映画の許可を得た競艇場が今年5月、映画の設定と同じ高さの像を再現、台座を含めると5・7メートルにも達する。大魔神の怒りの表情は迫力十分。足を止め、携帯電話で記念撮影する年配客の姿もみられるという。
施設内には、昔ながらの丸形の郵便ポストがあったり、往年の名作映画の看板が飾られたりと昭和レトロの雰囲気が漂う。大魔神もそうした演出の一環で、担当者は「競艇に興味がない若者や家族連れにも楽しんでほしい」と話している。
江戸川競艇場の問い合わせは電話03(5658)1717
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2008年08月20日
アキバに女性向けチョムチョム
おすすめ度:★★★★★
商業ビル「チョムチョム秋葉原」
家電やオタク文化の街として海外からも注目を集める秋葉原に四月下旬、二十―三十代の女性をターゲットにした商業ビル「チョムチョム秋葉原」がオープン、話題を集めている。
「チョムチョム」はおいしいものを食べる音を英語でイメージした言葉という。駅前に完成したビルは地下一階、地上十階建て。飲食店を中心に計十六店舗が出店した。
女性客に親近感を持ってもらうため、丸くて中性的なイメージキャラクター「チョムチョムモンスター」を起用。周辺を歩くパフォーマンスなどに登場する。
正面入り口には、百五十個の輪が日付と時刻をデジタル表示するモニュメント「オークロック」を設置した。夜にはビル外壁に取り付けられた千二百個の発光ダイオード(LED)で、四十九通りの光の演出が可能という。
秋葉原周辺ではオフィスビルの再開発も進み、若い女性の姿も増えてきたが、女性同士で気軽に立ち寄れる飲食店はまだ少なめ。ビルの開発担当者は「誰もがわかる、秋葉原の新しい待ち合わせ場所を目指したい」。
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2008年08月17日
塩と光でアンチエージング
おすすめ度:★★★★★
スタジオでヨガをする女性
「ソルトタイル」と呼ばれる塩製タイルで埋め尽くした空間でリラックスさせる健康増進施設「ソルタジア」が、東京・表参道に7月7オープン。会員制で女性限定にした新型のアンチエージングサービスだ。
真っ白なスタジオ内は室温41度、湿度45%に保たれ、タイルの裏側に設置された発光ダイオード(LED)が幻想的な光の世界を演出する。塩の浄化作用などで血行改善、新陳代謝が促進されるという。
約1時間くつろいで過ごすのが基本だが、太極拳やヨガを取り入れて、効率的に汗をかくプログラムも実施する。
六角形の「ソルトタイル」は瀬戸内海の海水を高温で融解し、独自開発した。1枚が直径9センチ、厚さ6ミリ。タイルをつなぐ接着剤も塩製だ。運営する「ジャストワン」は「無理なく続けられるのが利点」と話す。
都心の一等地、表参道のメーンストリートに面する立地だけあって入会金は10万円、月会費は2万5000円から。それでも、既に美容に敏感な30―40代女性から申し込みがあるという。
ソルタジアは東京都渋谷区神宮前4の25の15、エスポワール表参道地下1階。電話03(5770)6292。
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2008年08月15日
吉本が廃校で「いらっしゃ~い」
おすすめ度:★★★★★
廃校を利用した社屋
お笑いの吉本興業(本社大阪市)がこの春、東京都千代田区から新宿区の元小学校に東京本部を移転させた。廃校利用は各地で活発化しているが、都心でのオフィス転用は珍しいケース。「商売繁盛」の御利益もあるという花園神社の隣に構えた新社屋をのぞいた。
一九三四年に建てられた白い校舎は、青芝の中庭をぐるりと囲む三階建て。所々にむき出しの古い壁がレトロな感じ。受付にある黒板に「日直 渡辺直美」と、歌手ビヨンセの物まねでブレークしたタレントの名前がシャレで書いてある。
お笑いブームを背景に手狭となった社屋から移転先を探したところ、文化の発信に力を入れたい新宿区と思惑が一致。耐震補強など改修に約九億円かけたが、敷地面積が約七千八百平方メートルもあり、新宿駅から徒歩八分の立地で月額約三百四十万円の家賃は破格の安さ。

一階は会議室が多く、社長室や制作センターのある二階、三階はオフィスになっている。会議室の名前を学校風に「〇組」とするのは吉本らしい遊び心。「7組」をのぞくと「ビヨンセ」が、雑誌の取材を受けていた。
総務・人事センターは「今は低層なので社員同士が頻繁に顔を合わす。内線電話を使う回数も減りました」としている。
港区に集中する民放キー局へのアクセスが悪くなったが、それでも移転したのは新宿との相性の良さを優先したから。九四年以降、銀座、渋谷など東京で劇場を運営してきたが、一番定着したのは新宿「ルミネ the よしもと」。
所属タレントはライブが成長の糧。本部の新宿移転は、吉本の劇場重視の表れだ。将来は千人規模のホール建設も青写真にあるという。
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2008年08月14日
笑いと演出で大にぎわい 京浜東北線で上野アメ横へ
おすすめ度:★★★★★
人気のチョコのたたき売り
しゃがれた男性の声が、電車のごう音に負けまいと音量を上げる。「千円千円」「おまけおまけ」―。JR京浜東北線から見えるアメヤ横丁の雑踏に誘われ、御徒町で下車。戦後の闇市から出発した商店街は、平日でも五、六万人が訪れる。
「汚い、くさい。でも、それがアメ横。そう言われるのはむしろ誇り」と、創業五十年以上の乾物店の店主。
地元によると、名前の由来は二つ。一つは、もともと「芋あめ」の露店が集まり、闇市の原型となったため。もう一つは、進駐軍の「アメリカ」から取ったとする説だ。
小気味の良い口上で客を買う気にさせるのは、見ているだけでも面白い。俳優の渥美清さんもこの辺りで露天商を経験したというが、ここには寅さんの起源があるのかもしれない。

豆やいかの袋を、道行く人に「もう一枚」と重ねて見せる。時には際どく、からかうようなことを言って笑わせる。交渉成立。商品を袋に詰め、客に手渡す瞬間に、もう一個。実は数が決まっているので、これは演出。だが、気に入った客には本当にラッキーな追加もあるから、たまらない。
北側の アーチをくぐると、右手に上野駅。「ふるさとの訛なつかし停車場」も、時代とともに姿を変えた。かつて集団就職の少年少女が降り立った駅周辺を、今は修学旅行の中高生が歩き回る。
「どっから来たの?」と売り子が問うと、少年は「宮崎…」。「じゃあ、どげんかせんといかんな」と、おまけのチョコを袋にぽい! 少々お古なギャグに、人だかりがどっとわいた。
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2008年08月13日
ギャル文化の最先端 渋谷に新たな情報発信基地
おすすめ度:★★★★★
渋谷109の「SBY」
東京・渋谷のファッションビル「109」に昨年12月オープンした、ギャルに人気の情報発信基地「SBY」に行ってみた。
大音量のレゲエ音楽―。メークアップカウンターには巻き髪用のヘアアイロンが並ぶ。カフェではフローズンヨーグルトやタピオカドリンク片手に、制服姿の女子高生たちがおしゃべりに夢中。
10―20代にとってうれしいのは、携帯でアンケートに答えると化粧品や文房具などのサンプルが三つまで無料でもらえるコーナーだ。
スタッフにはギャルサークルのリーダーや、ティーンズ雑誌のモデルもいる。彼らとの交流も楽しみの一つだ。かつてルーズソックスをはやらせた元祖ギャル世代の女性もベビーカーを押して集う。思い思いにギャル文化の先端に触れられる場所なのかもしれない。
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2008年08月11日
見目麗しい魅力にあふれ 副都心線で裏原宿、神宮へ
おすすめ度:★★★★★
裏原宿と呼ばれるキャットストリート
六月に開業した東京メトロ副都心線。国内で屈指の繁華街である渋谷、新宿、池袋を結んでいるのに「副」が付くとは奥ゆかしい。実際に沿線を歩くと、メガロポリス線とでも呼びたい気分になる。
安藤忠雄さんが「地中の宇宙船」をイメージしてデザインした渋谷駅から、明治神宮前駅へ。最先端ファッションが集まる表参道に出る。広い通りもいいが、全身おしゃれに決めた若者の後に付いて、裏原宿と呼ばれるキャットストリートに踏み込んだ。

野良猫が住み着いていたから、とか名前の由来は諸説あるが、ゆらりとカーブが続く遊歩道。元は渋谷川が流れていたのを、地下水路にして街を生み出したそうだ。景色となじむ現役モデルらしい女性にふらっとなるが、ショップをのぞくと「着られない、似合わない」服ばかりなのだった。

浮ついた心を安んじるため明治神宮に向かう。長く広い参道を大木が覆い、緑のトンネルをつくる。本殿前で婚礼の列に出くわし、見目麗しさにこちらまでうれしくなる。知らぬ同士の参拝客も笑顔と笑顔。
北参道駅まで戻り、江戸中期に築造された富士塚登頂を思い立った。鳩森八幡神社の境内に富士山を模して盛られた小山で、庶民の信仰対象。都内に現存のものでは最古という。

頂上まで自然石を配した階段で約三十秒だが、達成感はなかなか。子どもたちが歓声を上げ周囲を走る気持ちもわかる。勝手ながら、副都心線のそっと残したい穴場に認定した。
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2008年08月07日
はとバスが昭和巡りコース 創立60周年でエコ前面に
おすすめ度:★★★★★
最新鋭のはとバス
東京の「はとバス」は、昭和初めから現在までの代表的な観光スポットを巡るコース「あの時この街 東京紀行」の運行を今夏から始めた。
同社の創立60周年記念事業で、運行開始に合わせ低燃費、低公害のハイブリッドシステム搭載車を計4台導入。外装や客席シートは、エコをイメージして緑色を取り入れている。
コースの所要時間は約7時間20分。午前9時10分に東京駅丸の内南口を出発し東京タワー、日本橋、お台場、六本木ヒルズなどを回り午後4時半に東京駅に戻る。
衛星利用測位システム(GPS)で、現在位置を確認。それに連動して音声や液晶モニターで、昔の東京の流行や観光情報などを楽しく伝える。「銀ブラ」の由来など、思わず「へえ」の声が出そうな豆知識も。
相乗りで名所を巡るバスは、それだけで環境に優しい観光の手段。同社広報室は「さらに環境に優しいハイブリッド車で、東京の隠れた魅力を知ってほしい」としている。昼食代込みで一般6660円、毎日運行。
問い合わせは予約センター、03(3761)1100。
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2008年08月06日
文人好みの由緒正しき場末 東武伊勢崎線で墨東へ
おすすめ度:★★★★★
向島百花園
東武伊勢崎線、東向島駅の東をぶらぶらする。かつて「玉の井」と呼ばれた旧赤線地帯は、東京都墨田区の東向島五丁目辺り。永井荷風が、老作家と私娼の交情を描いた小説「濹東綺譚」の舞台となった場所である。
今はのんびりした下町にすっかり姿を変えているが、細く入り組んだ路地はそのまま。入り込むと、次第に方向感覚が怪しくなり、荷風が「迷宮(ラビラント)」と呼んだ世界の名残がわずかにある。

宿の多くは東京大空襲で焼け、ここから十五分ほど歩いた鳩の街通り商店街周辺に移ったという。有名な「向島百花園」はその途中にある。江戸末期にできたこの庭園は、文人墨客が好んだ。
入場料百五十円を支払って門をくぐると、年配者が多い。花を見て、水彩の絵筆を走らせたり、カメラを近づけたり。無関係に、おしゃべりする人もいるが、離れれば声も遠くなり、自然の音に溶け込む。
「きれい」。女性の声につられて見ると、池のほとりに見事なキショウブが茂っていた。
門を出てさらに南へ。戦後、玉の井から機能を引き継いだ「鳩の街」の方は、吉行淳之介が小説「原色の街」で描いている。タイル張りの柱を持つ建物が今もあり、わずかに往時を思わせる。
吉行は「ありふれた場末の町」と書いたが、なぜか江戸以来、文人たちから愛された街。由緒正しい場末、そんな表現がぴったりくる。
浅草に戻る伊勢崎線。空はいつの間にか鉛色に変わっていた。一人静かに道を行く荷風が、まだ街のどこかにいそうな感じがする。
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給食ネット配信で食育を
おすすめ度:★★★★★
出来たての給食を撮影台にのせる
東京都日野市の小中学校などが特定非営利活動法人(NPO法人)と協力、学校給食の献立写真と内容説明をインターネットで即日配信して好評を博している。子どもたちや保護者の食への関心を高めるのに役立っているという。
給食が見られるサイト「ひのっ子ネット」には現在、同市内の保育園二園、小学校十七校、中学校三校が参加。小学校は市内全校だ。二〇〇四年十一月からスタートした取り組みで、〇八年五月にはアクセス数が月間十九万を超えた。毎日午後三―六時の時間帯にアクセスが集中するという。
たとえば日野第一小では正午すぎに、六年の給食掲示委員の児童三人が出来上がったばかりの給食をお盆ごと、デジタルカメラで撮影する。
栄養士からの電子メールで画像を受けたNPO法人「サイバー日野」が、「ひのっ子ネット」上の絵日記風の給食カレンダーを日々更新してゆく仕組み。栄養士は献立や食事風景、使った地場産野菜についてのコメントなども付記する。
保護者の反応は「夕飯のとき、子どもと話題にしている」「学校との距離感が縮まった」と上々だ。子育て中の女性から「離乳食作りのヒントになる」との声も寄せられている。栄養士にとっても、他校の献立や盛り付けが参考になるという。
また〇七年四月からは、地域の「日野ケーブルテレビ」でも一部の学校について画像を見ることが可能。「サイバー日野」の担当者は「地域ぐるみで取り組むのは珍しいと思う。今後は、子ども自身がコメントを書き込むようにもなってほしい」と話す。「ひのっ子ネット」はhttp://www.hino-kodomo.net/
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2008年08月04日
ここまで来た動物おもちゃ
おすすめ度:★★★★★
夢いぬDX ゴールデンレトリバー
「思わず手が伸びる」とはこのことだ。全身ふさふさ、目はつぶらで、舌の血色もいい。本物に似せた動物おもちゃは最近人気のアイテムだが、ついにここまで来たかと感激してしまう。
セガトイズが9月26日発売予定の「夢いぬDX ゴールデンレトリバー」。シット(おすわり)やレイダウン(ふせ)など6種類の音声を認識し、頭や背中のタッチセンサーで人の手を受け止める。そのたびに体をよっこらしょと動かしたり、「クゥーン」と鼻を鳴らしたり…。ほとんど百発百中で「かわいい!」という賛辞を人間からゲットする。
今年から始まった日本おもちゃ大賞のイノベーション・トイ部門で優秀賞を受賞。“えさ”は電池6本で、価格は3万4650円。果たして高いのか安いのか。そこは飼う(買う)人の判断だろう。
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2008年08月01日
韓国風たい焼きが人気
おすすめ度:★★★★★
韓国風たい焼き「プンオパン」
東京・上野駅の東側。飾り気のない店先に、背広姿や主婦、お年寄りが、ひっきりなしに訪れる。お目当ては「プンオパン」という韓国風たい焼き。今年2月の開店から口コミで人気に火が付いた。
店名は「上野たい焼き」だが、正確には「たい」ではない。よく見ると小ぶりで、魚の顔も違う。店を切り盛りする韓国人の女性は「うちのはコイ。韓国では、フナや金魚と言ってる店もあります」と話す。
人気の秘密はやはり味と食感にあるようだ。かぶりつかずに二つに割ると、あんこから、わっと湯気が上がった。小麦粉を水で溶いた薄皮がパリッと香ばしい。1個110円で、多い日には500個以上を売る。2台をフル回転させて追いつかないときもある。
最近は海外でこの商売を始めるケースも多く、米国やカナダでも人気という。本場韓国では冬の風物詩だが「宣伝なしで、こんなに食べに来てくれる。真夏以外は営業したい」。休業は土曜、祝日。7月28日から8月中旬までの間は休む予定だ。
上野たい焼きは03(3831)7895。
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