ゆかりの三鷹に太宰サロン
おすすめ度:★★★★★
バー「ルパン」を模したカウンター
「人間失格」「走れメロス」などの名作を生んだ作家、太宰治(1909―48年)の没後60年に合わせ、晩年を過ごした東京都三鷹市に「太宰治文学サロン」がオープンした。
太宰は39年から同市下連雀の借家で生活。2階を仕事場とした小料理屋「千草」跡地や、山崎富栄と身を投じた玉川上水など、ゆかりの場所が徒歩圏内に数多くある。
サロンが建つ場所も、太宰が通った「伊勢元酒店」跡地にある。運営する三鷹市芸術文化振興財団は「点在するゆかりの場所周辺を大きな『展示場』としてとらえ、ファンが集う交流の拠点にしたい」と話す。
多い日で200人が訪れ、中には太宰の遺体を検視したという監察医や、富栄のアパートの近所に住んでいた女性の来訪もありスタッフを驚かせた。
施設には、愛用の火鉢や写真や年表、生原稿の複製などの資料を展示。太宰が通った銀座のバー「ルパン」をイメージしたというカウンターに座ってくつろぐこともできる。
月曜休館。入場無料。開館時間は午前10時から午後5時半。問い合わせは0422(26)9150








