明智VS二十面相の現場 旧江戸川乱歩邸をのぞく
おすすめ度:★★★★★
江戸川乱歩旧邸の応接間
ミステリーの巨匠、江戸川乱歩の旧邸が公開される日に合わせ、行ってみた。場所は東京都豊島区西池袋。乱歩は1934(昭和9)年、この地に落ち着くまで46回もの引っ越しをしたという。65年に最期を迎えたのもここだ。
肖像画が飾られた応接間。光をさえぎる厚手のカーテンや大きな置き時計が、名探偵明智小五郎と怪人二十面相が知的バトルを繰り広げた時代へと気分を誘う。図書館で読んで以来、「乱歩の世界に夢中」と話す中学生は、何者かが潜んでいそうな空間に目を凝らした。
「幻影城」と呼ばれた土蔵も圧巻。乱歩がきちょうめんに整理した蔵書で埋まり、とてつもない空想力の原点を目の当たりにできる。現在、旧邸は立教大が所有し、大衆文化研究センターとして運営。公開は毎週金曜のみ。

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