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てくてくjapan

ちっちゃなミュージアム

2007年12月15日

江戸東京たてもの園 家が歴史を物語る  

おすすめ度:★★★★★

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古い町並みが人気


 東京の郊外、小金井公園の一角に、江戸時代の民家や昭和初期の銭湯など二十七棟が立ち並ぶ。敷地面積は約七万平方メートルと広めだが、一時間ほどで一巡できるこぢんまりとした配置が受けている。

 玄関口があるビジターセンターは一九四〇年、皇居前広場で行われた「紀元二六〇〇年記念式典」の式殿だとか。歴史の遺物に感慨を深くしながら入園すると、昔懐かしい家並みが広がる。

 大きな窓が特徴の小出邸、「田園調布の家」と呼ばれるクリーム色の大川邸、切り妻屋根の前川邸とも和洋折衷のデザイン。おしゃれな外観の常盤台写真場には、家族を写したモノクロ写真が飾られていた。

 昭和恐慌の際に蔵相として尽力した高橋是清の堂々とした私邸は見どころの一つ。二・二六事件で殺された際の現場も移築されているというから、歴史資料としての価値も大きい。

 戦前の商家や居酒屋などが軒を連ねる区域を歩いていたら、広場で子どもたちが竹馬やフラフープに興じる声が聞こえてきた。土の上に並んだ大きな円管の中では、家の中にいるようにリラックスして寝転がる子も。建物の一種として土管を見せるとは、なかなか気が利いている。



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 ▽江戸東京たてもの園 小金井市桜町3の7の1。午前9時半―午後4時半(4―9月は午後5時半閉園)。月曜、年末年始は休園。一般400円。042(388)3300。