めがねの博物館 希少品で眼鏡の歴史たどる
おすすめ度:★★★★★
大手眼鏡チェーン店のアイリスメガネが、創業以来100年以上にわたって収集した希少な眼鏡や関係資料を渋谷店の6、7階に展示している。
7階は、欧米や日本、中国のアンティーク眼鏡がずらりと並ぶ。
鉄線の鼻眼鏡、頭痛抑えに使われた、こめかみ式眼鏡、貴婦人が観劇などに使った柄付きのオープン・ロルニエット…。いずれも欧州の眼鏡で17世紀初頭から18世紀中期に製作された品だ。江戸時代に作られた日本のべっ甲の折り畳み眼鏡や中国の水晶でできた眼鏡は、美術工芸品のような美しさがある。
NHKの看板アナウンサーだった鈴木健二氏が紅白歌合戦の司会をした時に使用した各種の眼鏡も展示。紅白に塗り分けた太いフレームや白いハトが両脇についた派手な眼鏡が懐かしい。
6階は19世紀のフランス山岳地方の眼鏡工場をそっくり移設。フレーム型抜き機や金属加工機などの間に、等身大の人形が置かれ、当時の様子が忠実に再現されている。
若い人にとって、眼鏡はおしゃれの重要な小道具の一つ。「アンティーク眼鏡を見ながら『こういうのを作りたい』とおっしゃる若い方もいます」と同館は話している。

東京都渋谷区道玄坂2-29-18。文化村通り。







