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てくてくjapan

2007年11月30日

田園調布から多摩川へ 家は建ちません

おすすめ度:★★★★

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田園調布の旧駅舎
復元された町のシンボル


 「田園調布に家が建つ!」。かつて流行語になった漫才のフレーズがなぜ笑いを誘ったのか、実際に歩くとよく分かる。大正時代、渋沢栄一らがパリの凱旋門周辺を手本に開発した住宅街は、今も駅前から扇状に広がり、イチョウ並木が彩りを添えている。

 ▽ひとほえ?万円
 邸宅と呼ぶのにふさわしい間口と奥行き。美術館のような家並みが日の当たる坂道に面して、個性を競う。住宅ローンに思案して家を持つべきかを考える身には、笑っちゃうしかない別世界だ。

 夕暮れどきは犬の散歩がにぎやかで、住民の輪ができる。足元で犬はじっとお座り。通りすがりに「この子は二十八万円だったの」という話が耳に入り、ひざが抜けそうになった。

 坂を上り下りして多摩川台公園に向かう。川沿いに、十の古墳群が細長い森を形作る。中でも国史跡の亀甲山(かめのこやま)古墳は長さ約百七メートルと、東京を代表する前方後円墳。透き通った日には富士山を望める、ぜいたくな散歩コースだ。

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 ▽アンチもどうぞ
 「周囲も土手も、見物人でびっしり埋まった。いい時代だったなあ」。ぶらり歩きの人に教わったのが、河川敷の巨人多摩川グラウンド跡。練習場が移転して十年近く過ぎたが、長嶋、王、堀内、原…数え切れないほどの選手が、この地で夢を紡いだ。増水の影響で倒れたままのバックネットに、わびしさが増す。

 それでも、そばの食堂「グランド小池商店」は、ファンの聖地として健在。店いっぱいに選手から贈られた写真、色紙、バットやボールが陳列されている。「ゆっくりどうぞ」と応対も温かく、「実はアンチなんですが」とは言い出しかねた。



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2007年11月29日

愛犬はダイヤモンド いつも一緒に 

おすすめ度:★★★★★

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ワン・フロム・ハート


 大好きなペットといつも一緒に―。東京・自由が丘の総合ペットショップ「ポンポリース自由が丘本店」が、愛犬の毛で作る合成ダイヤモンドのジュエリーの店頭販売を始めた。

 必要な毛量は1グラム。毛に含まれる炭素を取り出し、高温高圧処理をして、天然と同じ化学組成の結晶構造を持つ合成ダイヤを作る。

 ダイヤの完成だけで16―20週間が必要だが、最大2カラットまで製作可能。色は赤、緑、黄の3色から、カットも3種類から選べる。飼い主と犬の毛を混ぜてもいいという。

 宝石製造販売を手掛けるインブルームス(静岡市)と、貴金属加工業「五幸商会」(甲府市)が、ロシアの合成ダイヤのブランド「ハートイン・ダイヤモンド」を使ったジュエリーの独自ブランドを立ち上げた。同店を皮切りに、全国展開を計画しているという。

 価格は、ペンダントが32万5千円(ダイヤ0・03カラット)から。同店スタッフは「死んでしまった犬の形見や、仕事などで犬と離れるのが寂しいという方から関心が高い」と話している。問い合わせは同店、03(5731)9912。





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2007年11月28日

「悲しい酒」を 古賀政男音楽博物館 

おすすめ度:★★★★★

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ひ~とり~酒場で~♪


 渋谷区の代々木上原駅近くには昔、昭和を代表する作曲家古賀政男の邸宅があった。主が亡くなった後で建物は取り壊されたが、その遺志を継いで1997年、跡地に大衆音楽の魅力を伝える施設が開館した。

 1階には音楽ホールを併設。2階に進むと著名な作曲家や作詞家、歌手の顔をかたどったレリーフが壁にずらり。古賀政男音楽文化振興財団は、日本の大衆音楽に貢献した偉人を毎年10人前後、殿堂入りさせてレリーフにし、自筆の楽譜やレコードなどとともにここで顕彰している。

 「影を慕いて」「誰か故郷を想わざる」といった名曲を次々と生み出した大作曲家の人生を垣間見ることができるのが3階。仕事場や居間を再現し、生前のビデオ映像を流して、誠実な人となりを紹介している。「人生の並木路」などおなじみの名歌をレコード音源で聴かせる装置も楽しく、時代を経てもなお色あせない、古賀メロディーの魅力を再発見できる。

 「音楽は人々の暮らしの中にあってこそ、というのが古賀政男の思いでした」と学芸員は言う。地下1階にはカラオケルームもある。「『悲しい酒』を歌いたくなった」という入場者も少なくないらしい。



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2007年11月27日

明治大学博物館 拷問、処刑道具も

おすすめ度:★★★★★

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ギロチンと鉄の処女


2004年に完成した明治大学の新校舎アカデミーコモンの地階に、明治大学博物館がある。

 まず大学史展示室で「権利自由」「独立自治」の精神を学び、足を進めると「商品」「刑事」「考古」の部門に分かれている。相互に何の関連もなさそうな展示に首をひねっていると、学芸員の外山徹さんが「三つの博物館を統合したんです」と教えてくれた。

 中でも歴史が古くユニークなのが刑事博物館。1929年に「実物実見による教育・研究活動」を目的として発足した。

 小説や映画、テレビでおなじみの江戸時代の捕物道具、刺股、突棒、十手などが並ぶ。これでやられたら痛そうだなと思ったが、ここは痛みの〝序の口〟だった。すぐにうその自白をしてしまいそうな石抱責(いしだきぜめ)、海老責(えびぜめ)といった拷問の図や道具、さらには火刑、磔(はりつけ)、ギロチンや鉄の処女など東西の処刑道具の数々。多くは模造だが、作られた時代が古いから妙なリアリティーがある。

 岩宿遺跡の発掘で知られる考古学調査研究の成果を展示した「考古」、漆器や織物など伝統工芸品の製造過程を紹介する「商品」を見学して気を落ち着かせた。「多くの人に見てほしい」と常設展は入場無料だ。



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2007年11月26日

日本橋 街道の起点 

おすすめ度:★★★★★

DSC_0274.JPG 夜を駆ける


 「お江戸日本橋 七つ立ち~」。歌の通り、日本橋の朝は江戸時代から早い。

 午前七時半すぎ。地下鉄出口から、背広姿の人々の流れが兜町へと続く。どこを見渡しても、銀行と証券会社の看板が。言うまでもなく日本経済の中心地。心臓部の東京証券取引所をのぞいた。

▽巨額が動く
 見学コースを進むと、テレビでおなじみのガラス張り円形立会場。場内では男性数人がなにやら談議するのが見えるほかは、モニターを凝視する職員ばかり。巨額の金が動く現場なのに、不気味なまでの静けさ。株価を延々と表示する電光板。息が詰まってしまった。

 中央通りに戻り、買い物客やビジネスマンの会話、トラックのクラクションにほっとする。この街には人のにぎわいを期待するからだろうか。

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 かつおぶしの八木長、和菓子の日本橋屋長兵衛を過ぎて山本海苔店へ。腰掛けた長いすの横には高さ一メートルはある黒色陶器製のり貯蔵かめが鎮座。嘉永二年から明治初期まで使用とある。関東大震災も東京大空襲もくぐりぬけたのかと感心していたら、女性店員がお茶をそっと出してくれた。老舗ならではのもてなしがうれしい。


 ▽高架の影
 裏手の路地では家族経営の喫茶店、マージャンクラブ、洋服屋が軒先を重ねるように営業中。見上げれば、三十九階建ての日本橋三井タワーが陽光を反射してそびえ立つ。日本橋室町は新旧が交ざったジグソーパズルみたいな町だ。

 帰り際、首都高速下の日本橋を渡った。晴天なのに石畳は高架の影で暗い。五街道の起点、魚河岸発祥の地はもっと日の光に当たり、輝いていてほしい。今につながる繁栄のスタート地点でもあるのだから。



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2007年11月22日

千住 荒川が包む江戸の北玄関

おすすめ度:★★★★

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千住大橋
手前・足立区、向こう・荒川区


 江戸の街の北東、千住は日光街道の宿場として栄えた。松尾芭蕉「奥の細道」矢立初めの地でもある。隅田川にかかる千住大橋は、徳川家康が一五九四年に架けたのが最初。小塚原刑場があった南千住から橋を渡ると「さらば江戸」、逆に北千住から渡ると「これより江戸」と感慨が沸いたことだろう。

 ▽旅情誘う旧街道
 橋は昭和初めにアーチ型鉄橋となり、現在は周囲に高層マンションが、かつての工場地帯のシンボル「お化け煙突」に代わって林立している。旧街道筋は健在で、今も屋号を墨書した木札を掲げる商店が連なる。中でも江戸後期の蔵をギャラリーとして再利用したのが「千住宿歴史プチテラス」。

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 この日は、三十代の夫婦が写真と工芸品を展示していた。写真は約九十カ国を旅して、十年間にわたって撮ったという。さまざまな国の人の表情が、時を刻んだ蔵の中で輝いて見える。二人も晴れがましそうだ。

 明治の文豪・森鷗外は、父が開業した橘井堂(きっせいどう)医院が北千住にあったことから、約四年を過ごし「大千住」という形容を使った。人や物、情報が行き交い、活気のあった一帯だったことをしのばせる。

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 ▽本番に緊張
 荒川は、街をゆったりと包むように流れてゆく。広い空と河川敷。ダイナミックだが寂寥感も漂う。永井荷風や小津安二郎らがこの情景を愛したといわれるが、最近ではテレビドラマ「3年B組金八先生」ロケ地として欠かせない。

 新シリーズの撮影も進行中。「ハーイ、本番」の合図で、土手をにぎやかに歩く制服姿の一団に出くわした。こちらは緊張して、忍び足になってしまったのだが。



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2007年11月21日

江東区芭蕉記念館 隅田川沿いのゆかりの地

おすすめ度:★★★★★

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芭蕉記念館の展示室
わびとさび


 松尾芭蕉が住んでいたと伝えられる隅田川沿いの一隅に、記念館は立っている。

 ウメ、ツバキ、サルスベリ…。池と岩が配された庭には約30種類の樹木が植えられ、季節ごとに風景が変化する。実はすべて、俳句に取り入れた草花で演出している。

 収蔵品は、禅の師匠の書や金沢の門弟をしかりつけた直筆の手紙など約4000点。逸品のひとつに愛好していたと伝えられるカエルの石像がある。座布団の上で手足を広げ、にらみを利かせていた。

 最近でも「えんぴつで奥の細道」(ポプラ社)や嵐山光三郎氏の「悪党芭蕉」(新潮社)などが話題になり、芭蕉人気は健在だ。

 若い人の姿も目立つ。江戸時代の古地図を片手に、下町散歩の途中にふらりと立ち寄る人も多い。

 すぐ近くに、カエルの石像が出土した場所がある。そこに住まいがあったと考えられ、現在はこぢんまりとした鳥居を構えた「芭蕉稲荷神社」になっている。遊歩道に出ると、俳人もかつて身に受けたであろう、川面を渡る風が吹いてきた。



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2007年11月20日

虹を翔るぞ ボーズコレクション

おすすめ度:★★★★★

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仏教を目と耳と心で


 僧の唱える声明とパイプオルガンの共演など、仏教の新たな形を模索するイベント「東京ボーズコレクション」が十二月十五日、築地本願寺(東京都中央区)で開かれる。

 天台宗、真言宗、浄土宗などの八宗派の僧有志が垣根を越え、幅広い層に仏教をアピールしようという珍しい試みだ。

 キャッチフレーズは「虹を翔(かけ)るお坊さん」。ハイライトの法要では、各宗派から約四十人の僧が観客にけさを披露し、声明を合唱。世界平和を願い、宗派や僧俗を超えて、つながって生きていくことを訴える。

 イベントではこのほか、ダンスとラップを織り交ぜた法話ライブや、タレントの永六輔さんらの講演などを開催する。無料だが、写経などには実費が必要。実行委員会は「仏教を目で見て、耳で聞いて、心で持って帰ってほしい」と話している。



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2007年11月19日

歌舞伎町 町ぐるみ就労支援

おすすめ度:★★★★★

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ふらっと来てね


 東京の代表的な繁華街、新宿・歌舞伎町に障害者やシニア世代が共に働く就労支援アンテナショップ「ふらっと新宿」がオープンした。東京二十三区では初の試み。新宿区は町全体で支えるコミュニティービジネスとして定着させる考えだ。

 ふらっと新宿は、新宿コマ劇場の近くにあり周辺は飲食店街。交番がはす向かいにある。元は銀行が使っていたビルの一階と二階の一部がスペースで、広さは約六十四平方メートル。さまざまな人が訪れる町の特性に合わせ、全国各地の名産品を扱う。午前十一時から午後七時までの営業で、木曜定休。

 新宿区の友好提携都市である長野県伊那市をはじめ、山形県、群馬県、宮崎県など九都県の計約二百四十品目を販売、全国の福祉施設で作られた雑貨や布製品も展示即売している。

 区の外郭団体チャレンジワークの田村栄さんが店長を務め、障害者が一日六人ほど交代で従事する。さらに五十代、六十代の志願者がジョブサポーターとして加わり、販売や障害者の世話もする。

 「お客さんが『頑張ってね』『また来るよ』と声をかけてくれるのが、障害者の励みになって、人とのつながりを学ぶことができる」と、田村さんは手応えを話す。場所柄、おつまみやおかずは売れるが、菓子類が低調なのが残念なところという。



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2007年11月16日

上野 見る?聴く?学ぶ?

おすすめ度:★★★★★

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不滅の人気
西郷さん


 「ふるさとの訛なつかし停車場の」と石川啄木がうたった上野駅は、東京の北の玄関口としてにぎわってきた。古めかしい駅舎には近年、飲食店や雑貨店などが併設されたが、上野ならではの気取りのなさは変わらない。

 ▽気ままに
 公園口の改札を出ると、目の前にクラシック音楽の殿堂、東京文化会館。玄関前の木立の下で家族連れ、カップルが気ままに一休みする。

 上野公園には大きな美術館、博物館が集まる。薄緑の外壁が上品な国立西洋美術館は近代建築の巨匠ル・コルビュジエの設計で、世界文化遺産への推薦も話題に上っている。その隣の国立科学博物館の入り口には巨大クジラの模型と蒸気機関車が置かれ、子どもたちのはしゃぎ声がこだまする。

 コンクリート建築、かわら屋根という東洋風の外観の東京国立博物館は、外国人観光客の人気写真スポット。日本美術を紹介する本館、アジアの美術品を集めた東洋館など見どころがいっぱいで、見学も一日がかりだ。

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 ▽レッサーもよろしく
 「上野の美術館」として親しまれている東京都美術館を経て上野動物園へ。「芸術と文化」巡りで疲れた気持ちを癒やしてくれるのが動物たち。上野動物園はジャイアントパンダが有名だが、今はレッサーパンダがアイドル的存在。おりの前で女性たちが「かわいい」と連呼していた。


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 上野で一番有名なのは、何といっても西郷隆盛の銅像だろう。明治維新の際、江戸城を平和裏に開城させ百万人を救った英雄を、江戸っ子は「西郷さん」と呼ぶ。老若男女が訪れては次々と記念撮影。その様子を平和の象徴であるハトが静かに見つめていた。






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2007年11月15日

上野 大道芸の聖地に新風

おすすめ度:★★★★★

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上野はヘブン


 大道芸の〝聖地〟、東京・上野公園に、若い大道芸人の進出が始まっている。東京都が芸術家や大道芸人に公共の場での活動を認める「ヘブンアーティスト」制度が軌道に乗り、以前から大道芸人が集まる環境に新風を吹き込んだようだ。

 月曜の上野公園。動物園や美術館が休館で人通りは少なめだが、めげずに活動を始めたのは芸名「Koji Koji Moheji」。スコットランドのバグパイプを演奏し、ジャグリングの一種「ディアボロ」を操る。ジャグリングの世界大会二位の実力の持ち主だ。

 「どんなすごい技をしても、コミュニケーションがないとお客さんは立ち止まってくれない。大会とは全然違う」。観客の拍手を励みに、今後も上野公園を中心に活動するつもりという。

 少し離れて若い男女三人が中国雑伎を見せる「TOKYO雑伎京劇団」も、二〇〇六年認定を受けた。「池袋でも活動しているが、上野は最後まで見てくれるし反応が良い。アーティストにも若い人も多いので驚いた」と団長は言う。

  活動場所は、駅構内や公園など都内四十八施設六十一カ所。都の担当者は「圧倒的に上野公園が人気。駅に近く、集客と集金の両面で好都合の上、美術館に行こうとしているなど、時間の余裕があって芸術好きな人が多いからでは」と話している。



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2007年11月14日

2人の瞳に映るのは 人気プラネタリウム

おすすめ度:★★★★★

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11等星は見つかるか


 東京のデートスポットとして人気のある池袋のプラネタリウムが設備を一新、名称も「コニカミノルタプラネタリウム“満天”」に変更してリニューアルオープンした。

 2004年3月に、コニカミノルタが全国でも数少ない民営プラネタリウムとして開業し、今年夏に入館者は100万人を突破。その後、10月中旬まで1カ月半かけて改装した。光ファイバーを駆使した最新の投映機に取り換え、肉眼で見えない11等星まで映し出せるという。

 また、席の間のひじ掛けが上がるリクライニングシート(215席)を導入。これは入館者統計で65%がカップルだったため、境を取り除いてカップルシートに、という配慮だ。今後も「大人に感動を与えたい」と運営担当者は話し、エンターテインメント色を打ち出している。

 カナダで撮影した独自映像「恋するオーロラ」など新作2本を来年3月9日まで上映。大人900円、小学生まで500円。午後7時以降の回には、アロマの香り付きヒーリング番組を上映している。一律1200円(小学生未満は不可)。



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2007年11月13日

東京23区 個別に「るるぶ」

おすすめ度:★★★★★

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魅力発見ツール


 東京二十三区の観光情報を、区ごとにまとめて紹介するガイド誌「るるぶ」が続々刊行されている。これまでに練馬区、足立区など八つの区が登場。住民にとっても、町の魅力を再発見する媒体になっているようだ。

 「るるぶ 練馬区」の巻頭特集は「アニメはここから始まった!」。「鉄腕アトム」などの人気作も練馬生まれという。同区内には約八十社のアニメ関連業者が集積。フィギュアや原画が展示された東映アニメーションギャラリー、漫画家推薦の料理店などを紹介している。

 さらに遊園地「としまえん」や、名物練馬大根の収穫を体験できる農園などを取り上げ、気さくな町の風情を伝える。

 発行元のJTBパブリッシングによると、区分けガイドは二〇〇三年に練馬区版を初めて発売。「地元住民にも知られていない場所が載っている」「生活情報誌として役立つ」と好評で、発行部数は六万部に。その後「うちの区でも」と要請が相次いだ。

 「あったかタウン」とうたう「足立区」は、江戸の風情が残る千住の古民家をはじめ、活気ある商店街などをリポート。河川に囲まれた同区ならではの企画が「荒川リバーサイドウォーク」で、川辺のお薦め散歩コースをアドバイスする。

 「大田区」が盛り込むのは高級住宅地の田園調布から、町工場が集まる蒲田まで。特集「大田区おばちゃんのお気に入り」はもなかやどら焼き、あんみつなど地元の人気和菓子を掘り起こす。「江東区」は、直木賞作家の山本一力さんが富岡八幡宮の祭りなどについて語っている。今後も発刊は続く。



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2007年11月12日

目黒  山の手に意外な歴史

おすすめ度:★★★

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御利益ありまっせ
味わい深いタコさん


 東京二十三区のうち、南西部に位置する目黒。JR目黒駅から権之助坂、行人坂といった由緒ある道を下った辺りには閑静な住宅地が広がり、典型的な山の手の表情を見せている。だが意外にも派手な来歴を持つ一帯なのだ。

 ▽だまし絵
 大通りに「元競馬場前」というバス停。近くに、サラブレッドをいただいた石碑もある。碑文によると、一九〇七(明治四十)年に競馬場が完成、三二年には第一回日本ダービーを開催したが、翌年、府中に移転した。

 「第三コーナーから第四コーナーへ…」と実況したくなるカーブ道が、住宅街に残る。移転したのになぜ?という疑問はあるが、なにげない日常に浮かぶ「だまし絵」のようでおかしい。

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 行人坂の大円寺は、悲劇の現場。江戸中期の一七七二年、この寺から出た火は風にあおられ、当時の市中の三分の一を焼いた。死者だけで約一万四千七百人。江戸三大火災に数えられる。盗人による放火というから、むなしさが増した。境内に、供養のため作られた五百羅漢の石像が肩を寄せ合う。

 ▽キモかわ
 一方、目黒不動は徳川幕府に厚く保護され、周辺も江戸を代表する行楽地としてにぎわった。急な階段を上った本堂は見晴らしもよく、将軍さまの気分。下町の浅草ほどの活気はないが、門前町も健在だ。
 そして世界唯一という「目黒寄生虫館」。財団法人によって運営され、ビル一、二階の展示室を無料で見学できる。覚悟はしていたが「やっぱり」な標本が並ぶ。傍らに熱心な若い女性グループが。「キモかわいい!」とか言う声が聞こえてきた。



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2007年11月09日

知ってる?カフェ・ド・シンラン

おすすめ度:★★★★★

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仏教はもともとロハス


 「仏の教えはロハス」をテーマに、築地本願寺(東京都中央区)の親鸞聖人像横に「カフェ・ド・シンラン」がオープンした。12月末までの期間限定営業。

 健康で持続可能なライフスタイル「ロハス」を提唱する月刊誌「ソトコト」編集部が企画、運営。築地本願寺が境内駐車場の一角を貸し、実現した。

 店舗はコンクリートの土台に、鉄骨と透明アクリル板を組み合わせた構造。太陽光を採り入れ風を通す工夫で、照明電力や空調を極力使わないようにし、環境保全に取り組む。

 カフェメニューのほか夕方からはライトアップされた本堂を眺めつつお酒を飲み、築地市場の旬の魚などを使った料理が楽しめる。

 ソトコト編集部が築地本願寺に今春、カフェ計画を提案。京都の西本願寺に同意を取り付けるなど、半年がかりで準備を進めた。

 築地本願寺は「すべてのものが関係しあうことや、自然の恵みへの感謝を説く仏教はもともとロハス。こうした考えを具体的に示せました」と話している。営業は午前11時半から午後11時まで。日曜祝日は休み。


【編注】






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2007年11月08日

八重洲 東京駅前に大学集合

おすすめ度:★★★★★

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勉強は一生もの


 全国各地の大学が、JR東京駅八重洲口の高層ビル「サピアタワー」に拠点を設け、活動を本格化させている。主に社会人向けに各校が開いている講座も、税法から地域学まで多彩。少子化時代に、大学の生き残り戦略として話題を集めている。

 ▽熱心な姿勢
 サピアタワーはJR東日本が二〇〇七年三月につくった。地上三十五階建てで、八―十階の「大学フロア」に京都大、関西大など京阪神の大学をはじめ東北大、新潟医療福祉大など十数の大学が集結している。四―七階には五百人収容のホールや大小会議室がある。

 立命館大の東京キャンパスは、古都の暮らしや文化などについて学術的に解説する京都学講座をはじめ、「金融と法」「税法」など四コースを常設している。受講者はそれぞれ五十人前後で、三十代から団塊世代まで幅広い。「二十歳前後の一般的な大学生と比べて、学ぶ姿勢がとても熱心」だとか。

 ▽生き残り戦略
 埼玉大は第一線のビジネスマンを対象にした経済科学研究科の夜間大学院を設置。このほか北海道大や関西学院大が、国際政治や経営論などに関する公開講座を開く。甲南大は首都圏の企業などとの連携を広げる施設として活用している。

 立命館大の関係者は「大学も生き残りをかけてどのような研究をし、教育を行っているか、世の中に発信しなければならない時代。新幹線の駅にも近い東京キャンパスは自校をアピールするための重要な拠点」と話している。



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2007年11月07日

空でリラックス 凧の博物館 

おすすめ度:★★★★★

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 東京・日本橋の老舗洋食店「たいめいけん」のビルを5階に上ると、国内外の多彩な約300点のたこがひしめき合うように並ぶ。にぎやかなたこ揚げ大会の上空に昇った気分だ。

 「日本の凧の会」初代会長の故茂出木心護さんが趣味で集めていたコレクションなどを展示し、この空の遊具の愛好者が交流する場として1977年、開館した。

 「昔、たこを売っていた駄菓子屋の雰囲気でしょう」と事務局の福岡正巳さんは解説する。

 人の形や帆船形など珍しいたこは外国人にも人気。小型のたこを集めた一角には虫眼鏡でしか見えないような極小の連だこがあった。聞けば、火鉢の熱気で揚げるのだとか。大空でなく、ちまちまと室内でたこ揚げするとは、さすが盆栽の国ならではの遊び心だ。

 作る楽しさもたこ遊びの醍醐味。骨組みまで美しく仕上げられた「古流名古屋だこ」、大きな音を鳴らす長崎の「剣舞奏」など傑作を間近に見ることができるように展示していて、見学者の創作意欲を刺激する。

 全国から寄贈が相次ぎ、収蔵数は3000点を超える。「ストレスで疲れた子どもたちには、ぼっとリラックスできるたこ遊びがお薦め」と福岡さんは話している。



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2007年11月06日

六本木 天からの恵みがイカス

おすすめ度:★★★★★

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「water」展の佐藤卓さん


 水資源問題が世界的関心を呼ぶ中、六本木の東京ミッドタウンのギャラリー「21/21デザインサイト」で「water」展が始まった。企画者のグラフィックデザイナー佐藤卓さんは、東京など都市部の水の無駄遣いを再考するきっかけを提案したいという。

 「天からの恵みの雨水を東京はただ海に流すだけ。それでいいんでしょうか」と佐藤さん。「明治おいしい牛乳」の商品デザインなどで知られ、同館のディレクターを服飾デザイナーの三宅一生さんらとともに務める。「デザインなりの知恵を駆使し、水の視点で世界を見つめてみました」

 大人1人が入れそうな白い器に水を満たし、さまざまな水の風景を映し出す佐藤さんの作品「水の器」をはじめ、若手デザイナーらが38作品を出展。鑑賞するだけでない参加型の作品も多く、来館者たちは思い思いに“水遊び”していた。

 「水と向き合うことで、皆のものである水をもっと大切にしようという思いを強めていただければ」と、佐藤さんは期待を寄せている。

 来年1月14日まで開催。火曜日と年末年始休館。一般1000円。




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2007年11月05日

池袋・雑司が谷 歴史の記憶と乙女ロード

おすすめ度:★★★★

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子を守り母は鬼に
ええハナシや


 「周りは東京大空襲で丸焼けになったのに、ここは無傷。鬼子母神のご加護だって、今でも思います」。樹齢七百年のイチョウが大きな影をつくる境内で、駄菓子屋を営むおばあちゃんは鬼子母神堂を見やった。



▽動じぬカラス

 本殿ができたのは一六六四年。安産、子育ての信仰対象として名高い。駄菓子屋は同じく江戸時代から受け継いできたという。雑司が谷は、徳川将軍が鷹狩りに訪れるなど、歴史の足跡を色濃く残している。

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 明治初めに開設の「雑司ケ谷霊園」は約十一万平方メートルの広さ。園内は車が通行可能で、子どもが自転車を乗り回していたりする。犬の散歩に注意書きもあり、公園のように生活になじむ。眠るのは夏目漱石、小泉八雲、竹久夢二…。手を合わせていたら「カァ~」と声が掛かった。振り返っても、肥えたカラスは動じる気配がない。

 ▽女の池袋
 お墓越しにそびえるのは、池袋の超高層ビル「サンシャイン60」。静寂から、ざわめきへと一気にトリップ。同ビル向かいの通りは最近「乙女ロード」と呼ばれている。女性向けのアニメグッズや漫画の同人誌を扱う店が並んだことから、その名が付いたらしい。

 アニメのヒロインみたいなコスプレできめた女の子が連れだって歩いている。店内にはメード風衣装が連なり、小物の品ぞろえも豊富。こうした趣味の勢力図は、男の秋葉原に対して、女の池袋と色分けが進行していきそうだ。

 そばの公園に「永久平和を願って」と刻んだ丸石の碑がたたずむ。供花は新しい。戦犯を収容、処刑した「スガモプリズン」がこの地にあったことを、やっと思い出した。



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2007年11月02日

京都 どうしても行かはるの

おすすめ度:★★★★★

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嵐山にかかる虹
いいことあるかも


 千二百年の歴史を持つ京都。人を引きつけてやまない古都だが、青春の街、学生の街という顔もある。加えて〝日本のハリウッド〟と呼ばれた映画づくりの伝統も。スクリーンの若者たちを追い掛けた。

 洛東を永観堂あたりから、鹿ケ谷を通って銀閣寺まで歩く。疎水に寄り添って約二キロ続く小径は、哲学者の西田幾多郎が思索した「哲学の道」。

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 ▽鮮やかマジック
 学生運動が活発だった一九六〇年代後半の京都を描く映画「パッチギ!」(二〇〇四年)で、主人公の日本人の高校生が、ナンパを試みて失敗する“甘酸っぱい”エピソードに使われた。

 澄んだ疎水に落葉が流れる様子を見ていると、「涙そうそう」のみずみずしい斉唱が聞こえた。振り返ると、修学旅行中の女子高校生の一団が嬌声を上げていた。誰にでもあった、恐れを知らない楽しい盛り。

 銀閣寺参道は象徴的なロケ地。修学旅行生に身内をからかわれた朝鮮高校の番長たちが、坂道を一気に駆け降りる。普段は静かな土産物店通りが、怒号ストリートに様変わりした。映画の鮮やかなマジックだ。

 賀茂川と高野川にはさまれた葵公園の三角州は、日本人との派手な乱闘の舞台になった。大文字がある東山の如意ケ嶽が、達観したように見下ろしている。

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 そのまま市バスで鴨川沿いを下る。繁華街・四条河原町かいわいは人気ナンバーワンの幕末の志士、坂本竜馬ゆかりの地。映画「竜馬暗殺」(一九七四年)は暗殺までの三日間を描いた。原田芳雄が演じたのは、ギラギラと野望に燃えた竜馬。

 「近江屋」の名残は「坂本龍馬 中岡慎太郎 遭難之地」と小さな石碑がたたずむだけ。観光客らしい女性二人が「いやぁ、ここにあるわ」と熱心にカメラ付き携帯電話で撮影していた。

 高台寺の東、京都霊山護国神社に竜馬は眠る。供養に訪れる人が引きも切らず、どういうわけかカップルが多い。墓がある高台からは、京都市内が一望に見渡せた。

 ▽虹を見たかい
 みっともない思い込みや勘違いから恋や夢にがむしゃらになれる青春の日々を思い、しばらくたたずむ。勢いよくはじけて、突っ走り、その先はちょっと切ない…。あがきながら現実と折り合いをつけて生きる映画人を活写したのが「蒲田行進曲」(一九八二年)だ。

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 傍若無人なスターに振り回されても、慕い続ける大部屋役者。撮影は、太秦にある東映京都撮影所が選ばれた。周辺は日活や松竹、マキノなど大小の撮影所が集中し、映画が量産されていた。

 正門前には若い女性たちの姿が目立つ。お目当ての俳優が出てくるのを待ち構えているのだろうか。ここで松坂慶子が泣き崩れ、あのスタジオで階段落ちが―と想像を膨らませる。

 小雨まじりの夕暮れ、自らの来た道も振り返りつつ、嵐山まで歩く。渡月橋を渡るころ、東の空にうっすらと虹がかかっていた。



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2007年11月01日

問屋も立ち上がれ! 日本橋・横山町

おすすめ度:★★★★

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ファッションのイチバ~ン


 衣料・ファッション分野で国内最大の問屋街、「横山町・馬喰町問屋街」(東京都中央区)に、ファッションショー開催などが可能な多目的スペース「サローネ・ウーノ」が誕生した。

 店を閉じたままのシャッター商店街が全国的に増え、問屋にも危機感がある。そこで卸売業者が自ら、新たな才能を発掘しようと打ち出した活性化策だ。

 サローネ・ウーノは、業者が共同で使う横山町奉仕会館4階の約280平方メートルを3000万円かけ、全面リニューアルした。建築家で東京理科大教授の宇野求(うの・もとむ)さんが監修。殺風景な印象だった旧展示場は白い内装に統一され、松を使ったフローリング、配管をむき出しにした天井などで、おしゃれで明るい雰囲気に生まれ変わった。

 ウーノはイタリア語で「一番」という意味。こけら落としに5人の新進デザイナーによる新作ショーが開かれ、約200人が詰め掛けた。

 運営する問屋街活性化委員会は今後、デザイナーを育てるインキュベーター(ふ化器)にする方針で、新商品をここから発信できるのを心待ちにしている。



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