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読者からのコメント

てくてくjapan

新東京絵図

2007年10月03日

かっぱ橋道具街 料理好き、いらっしゃ~い  

おすすめ度:★★★★

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来るもの拒まず


 ビルの屋上に、巨大なコックさん。ニイミ洋食器店の“看板”だ。浅草寺に近い「かっぱ橋道具街」南端にそびえ、街のランドマークになっている。

▽野望も膨らむ
 もんじゃ焼きのへら一本から、ガラス張り冷蔵ショーケースまで買える台所・調理用品のワンダーランド。「いらっしゃいませ」と書かれた赤マット、「年中無休」の立て看板、五右衛門風呂としても使えそうな超大型釜も展示販売。何だか、もの酔いしそうだ。

 オーダーメードでも知られる桔梗屋では、ぷっとふくれた赤ちょうちんの大行列。「酒」「お好み焼」などの文字が幻想的に映る。「焼き鳥」のあかりをともし、わが家の軒先でパタパタと煙を上げたら、商売ができるかも…。そんな野望をめぐらせた。

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 約八百メートルの道具街の中ほどに、金ピカの「かっぱの河太郎(かわたろう)像」。江戸時代、洪水に悩む住民のため、かっぱが掘割工事を手伝ったとの伝説もあり、彼らを見た人は商売繁盛したという。道具街が誕生して九十年余り。福々しい笑みを想像していたが、街の守り神はクールな澄まし顔だ。
 
 ▽キュート!
 料理道具の老舗、つちやに立ち寄ってみた。最近は固形燃料でごはん一合が炊ける「お釜かまどセット」がお年寄りに売れ筋。家にいながら旅館気分、アルミ釜で軽く楽に扱えるのが理由らしい。さすがは日本のメーカーと思いきや「中国製なんだけど」と、店主は肩透かし。

 飲食店関係の中国人、韓国人とのやりとりも多いという。欧米の観光客も急増中だ。佐藤サンプルでは「ベリー・キュート!」と、卵のにぎりずしキーホルダーをつまんで、女性がはしゃいだ。



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ここにくれば、台所用品の購入にはじまり店舗設計の発注までできる。飲食店経営の裏側を見る思いだ。 DSC_0353.JPG 幼いころの「ケーキ屋さんになりたい」という夢も、調理道具、ショーケースを買いそろえていくうちに叶えられそうな気さえする。しかし、商売はそう一筋縄ではいかないもの。かっぱ橋は守り神のかっぱだけでなく、招き猫やたぬきなど福を呼ぶシンボルであふれていた。商売も最後は神頼み。それを妙に実感した。