谷中 夕焼けだんだん
おすすめ度:★★★★★
夕焼けだんだん
谷中銀座から上ります
著名人の墓巡りを趣味にする人が、結構いるらしい。ガイド本が出版され、ネットをのぞくと、関連のサイトやブログもいっぱい。愛好家を指す「お墓マイラー」なる造語もあるという。
広さ約十万平方メートルの谷中(やなか)霊園は墓巡りに格好の地だ。徳川将軍や政財界人、画家、作家らが眠る場所を一目見てみようと、にわかマイラーになって霊園を訪れた。
▽五重塔
ひときわ目立つのが、塀に囲まれた十五代将軍徳川慶喜の大きな墓所。案内図を手にたどり着くと、カメラを持った初老の夫婦が塀の中をのぞき、手を合わせていた。続いて、横山大観、渋沢栄一、牧野富太郎らの墓を見て回る。大きさ、形はさまざまで墓にも個性が出るものだと感心した。

長谷川一夫の墓近くに公園があり、建物の礎石が残っていた。五重塔の跡地だ。幸田露伴は「五重塔」で、その威容を「聳(そび)えしさま、金剛力士が魔軍を睥睨(にら)んで…」と描写している。江戸時代の建立で総ケヤキ造り、高さ三十四メートル。この谷中のシンボルは一九五七年七月、放火心中事件で惜しくも焼失してしまった。
▽猫の町
谷中は「猫町」としても知られる。霊園のある高台から地元商店街「谷中銀座」へと下る階段「夕焼けだんだん」に行くと、猫が集まっていた。野良だが、住民が餌をあげるせいか人慣れしている。猫たちもここから、評判の美しい夕焼けを眺めるのだろうか。
猫グッズ販売の「ねんねこ家」には、町の猫分布図がある。霊園や寺社、朝倉彫塑館、大名時計博物館などを巡りながら、マップを手に、かわいい猫の姿を見つけるのも谷中散歩の楽しみのひとつだ。

今回、筆者に代わって拙者が補足いたします。谷中はあんまり知りません。ただ墓地は明るい雰囲気というか、歩きやすい。明るいとは妙ですが、真ん中には駐在所(おまわりさん住んでるんですよ!)があって安心です。慣れれば平気なのかなあ、どうなんだろう。こういう仕事には頭が下がり申す。長谷川一夫の墓は駐在所の正面。予想よりつつましやかで、故人の人柄が出ているような。侍のかがみでござるよ。おのおのがた。
谷中の町中は道路幅が狭く、墓地内のメーンストリートの方が広いぐらい。そこを観光地らしくタクシーがびゅんびゅん走るので、塀にへばりついて忍者歩きしました。ちょっと朽ちた感じもして、迷路は迷路でも、お江戸テイストたっぷり。現役のポンプもあります。まずは期待を裏切らないでしょう。(上の写真は長谷川一夫の墓ではありません。墓地に高層マンションが迫る、の図)








谷中に牧野富太郎のお墓があるのは知りませんでした。5年ほど前、高知県佐川町のお墓にお参りをしました。有名な人はいくつもお墓があるのかもしれません。谷中にも近く行ってみたいと思います。
投稿者 司牡丹 : 2007年08月30日 12:29
昔、牧野富太郎の伝記を読んで感動しました。植物に関心はなかったのですが、まあ、ものすごい人がいるもんだと。谷中でも細かく言うと、谷中霊園とつながった天王寺墓所に眠っておられます。近くには東大病院で解剖された人を弔う千人塚があります。いつになくシンミリしてしまう拙者でござった。
投稿者 伝兵衛 : 2007年08月30日 15:06
はじめてコメントさせていただきます。
夕焼けだんだんのところに新しくお店ができたのですが、そこの人が谷中のシンボル地域猫を駆除しました。
谷中に対して皆さんいろいろな想いがあると思いますが、突然やってきて一方的に先住民(猫ですが)を駆除する行為についてどう思われますか?
投稿者 ねこ : 2009年12月28日 11:51
私もお墓巡りをライフワークにしていますが、
墓マイラーという言葉ははじめて聞きました。
墓巡りは一人でするものだと思っていたのですが。。。
これも時代ですかね(笑)
投稿者 しゃけ : 2010年01月22日 13:47
私もお墓巡りをライフワークにしていますが、
墓マイラーという言葉ははじめて聞きました。
墓巡りは一人でするものだと思っていたのですが。。。
これも時代ですかね(笑)
投稿者 しゃけ : 2010年01月22日 13:51