台場 防衛の要が大変身
おすすめ度:★★★★
大観覧車から望む台場
球体の展望室が宙に浮かぶフジテレビ本社に、大観覧車が目印。台場は今や、東京観光の定番だ。天気がいいので、浜松町・日の出桟橋から水上バスで向かう。海風に吹かれつつ、行き交う船を眺め、レインボーブリッジをくぐれば到着だ。
▽砲台跡
さあ何して遊ぼうかと心も弾むが、ここはあえて、台場の由縁を知ろうと「第三台場」に行ってみた。岬の突端のように、海に突き出している。
お台場海浜公園では、水遊びを楽しむ家族連れ、上半身裸で昼寝する男性、水着で日光浴する外国人女性たちの姿。思わず、ここが都心なのかと目を疑う。ウインドサーファーがお弁当を食べつつ、沖合を見つめてひと息いれている。

台場は、ペリー来航に驚いた徳川幕府が防衛を図り、突貫工事で築いた砲台場のこと。現在残るのは第三、第六台場のみだ。
第三台場には弾薬庫跡や砲台跡のレプリカなどがあり、当時をしのばせる。それにしてもここが、一八五三年から九カ月ほどで築かれた場所とは思えない。泉岳寺門前の山など対岸の品川から切り崩した土を、東海道を一時封鎖の上で運び出したという話は、幕末のただならぬ危機を伝える。
▽何事でござるか
街に戻ると、トヨタのテーマパーク「メガウェブ」で、自動運転で動く小型電気自動車に修学旅行生が試乗していた。それを見ている外国人観光客、カップルらも近未来の世界に、はしゃいだ様子だ。
どうやら幕末も現代も台場の変化は、テンポが速い。もし侍たちがタイムスリップして来たら、黒船を見るより仰天するかもしれない。

自由の女神、大観覧車、フジテレビ社屋・・と調和なんてお構いなしに、自己主 張しまくるランドマークの数々にただ圧倒されました。町娘は腰が抜けそうです。 バブル経済の象徴でもあるお台場エリアの開発。空き地が目立ち、虚無感漂うこ の街を元気に歩き、写真を撮りまくる老若男女たちがいる。会話に耳をやれば、 言語は中国語、韓国語、英語・・。世相を映してやまないなぁ~。







