向島 東武博物館
おすすめ度:★★★★★
東武博物館
大正末期の木造車両
館内に入ると、優美な姿の蒸気機関車が目に飛び込んでくる。東武鉄道が1899年、北千住―久喜間で開業した際に走っていた英国製の「5号機関車」だ。隣には大正末期に登場した木造の電車を展示。浮き彫りのある木材や真ちゅうのポールが、レトロで重厚な雰囲気を醸し出している。
▽見たり触れたり
ほかにも、日光で活躍した路面電車や昭和30年代のバスなど、歴史を物語る車両が並ぶが、入館者は展示物を鑑賞するだけではない。見たり、触れたりして、楽しむ設備も充実している。
模擬運転を体験できるシミュレーター。電車が3台、バスは1台ある。運転してみると、音や揺れまで再現しており、リアルさに圧倒される。模型電車を遠隔操作するコーナーやパンタグラフを上下させる運転席とともに、いつも親子連れでにぎわっている。
▽車輪を観察
2階には、東向島駅のホーム下に位置する大きな窓があり、実際に走っている電車の車輪やモーターなどを間近に観察できる。停車に合わせて写真撮影する鉄道ファンも多いという。
2006年は入館者が前年比で約20%増えた。「交通博物館が06年5月に閉館し、鉄道好きの方がこちらに来るようになったからでしょう」と担当者は話している。








