西新宿 絶景かな
おすすめ度:★★★
西新宿の高層ビル街
西新宿は、高さ二百メートル級の摩天楼の林。地上ではビル風が舞い、ビジネスマンは足早に行き交う。昭和の高度経済成長を懐かしみながら、巨大建築をはしごして絶景を無料で楽しんだ。
▽のぞき見
新宿センタービルは超高層ビル街の中心。さまざまな企業が事務所を構える。働く人たちと肩を寄せ合いながらエレベーターに乗り五十三階へ。展望室は小さく、ひっそりとしていた。近くの新宿駅も見下ろせるのだが、視界は少々窮屈で、のぞき見気分。
新宿野村ビルは、白色の壁に四角い窓が整然と並ぶ、いかにも昭和の高層ビルといった外観。エレベーターは打ち上げロケットのように急速上昇。無口な利用者たちを乗せて、十秒ほどで五十階に到着した。
大きな窓から遠く富士山を望むことができる。同じ階にはレストランもあるが、展望室も六畳ほどの広さを確保している。高層階から東京を鳥観するにもお金のかかる時代に、ここは無料見学者を大事にしている。

▽上空散策
さらに充実しているのは新宿住友ビル。五十一階展望室には軽食のスタンドまである。ジュースなどは自腹で。すすりながら大都会を眺めれば「絶景かな!」。観光気分をかなり満喫できる。
上空散策の締めくくりに東京都庁舎を訪ねた。大聖堂のような姿の建物は、世界的建築家の丹下健三(たんげ・けんぞう)さんが設計。豪華さが批判されてきたが、そっけない見た目のビル群にアクセントを加えているのは確か。
四十五階の展望室には大パノラマが広がっている。中年女性が一通り眺めてつぶやいた。「ここから都庁は見えないの?」。

超高層ビルのはしごで、疲れたところで、都庁舎の展望室で休憩。喫茶コーナーもあるけれど、ここのみやげ店が一押しの扇子(798円)と、ペットボトル入りの「東京水」(100円)でリフレッシュ。 観光地にはプライベートビーチという、お金を出さないと立ち入れない浜辺があるが、高層ビルからの眺望もレストランやバーなどに独占され、プライベート化、有料化が進んでいる。でも、絶景の一つ一つは私たちの暮らしそのもの。見られる側が〝出演料〟を請求できないものだろうか。








たしかに絶景です。日本を代表するランドマークであることには違いないですね。
でも、この摩天楼が電波の邪魔をして、広範な地域で地上波テレビが映らないんですよ。それほど知られていないとおもいますが、あたしが中野区に暮らしていたころ、複雑な思いでビル街を見上げていたんですよ。ビジネスエリートは高層階で仕事をしていても、周辺住民は地面にはいつくばって生きてる。あまり知られてないよね。
投稿者 元中野区の住民 : 2007年07月02日 16:39
ここ、飛びがいあるっす。もうすぐ太陽の季節。
投稿者 シッパイダーマン : 2007年07月02日 17:57
今も西新宿の一角に新たな高層ビルが建設中ですよね。直方体じゃなくて、楕円形の奇抜なデザイン。どこのビルかと思って、掲示を見てみたら、東京モード学園の新校舎で、地上50階、地下4階…。すんごいですね。もうかっているんですかね。
投稿者 現中野区民 : 2007年07月04日 13:09