神楽坂 花街の華やぎ
おすすめ度:★★★★★
しっとりした石畳の路地
戦前、花街としてにぎわった神楽坂。通りには、おしゃれな飲食店が入る再開発ビルと並んで、料亭御用達の和食器店や和菓子店が軒を連ね、昔ながらの華やぎがそこかしこに息づく。
▽漱石愛用
神楽坂通りに面した毘沙門天は、平日もお参りする人が絶えない。赤い門から境内をのぞくと、こま犬ならぬ虎の石像〝こま寅(とら)〟が、背を丸めてにらみをきかせている。
絵馬には、神楽坂を舞台にした倉本聡さん脚本の連続ドラマ「拝啓、父上様」撮影の安全祈願をしたものが目立つ。主役はジャニーズ事務所のアイドル。大阪や仙台など遠方からもファンがやって来ていた。
毘沙門天の向かい側に、江戸時代創業の老舗文具店「相馬屋」。屋号が入った原稿用紙はインクの滑りがよく、何枚書き続けても手が疲れないように工夫されている。夏目漱石、石川啄木らが愛用した。
二百字詰めの原稿用紙が人気で、売り切れる日もあるという。IT全盛のこの時代に原稿用紙が、と驚くと「ドラマの影響でしょうか。おみやげに買って行かれるようですよ」と店員が教えてくれた。
▽別世界
にぎわう神楽坂通りから石畳の細い路地に一歩入ると、別世界のように車の音が遠くなる。曲がりくねった先にある「和可菜(わかな)」は、多くの作家や脚本家が〝カンヅメ〟になった旅館。編集者はかつて、相馬屋で買い求めた原稿用紙を持ち、和可菜まで路地を走ったという。
夕暮れには、板塀をめぐらせた路地裏の料亭やレストラン、バーに一つ、また一つと明かりがともる。カラン、コロンと、芸者のげたの響きが聞こえるようだ。


私事だが、学生のころのアルバイト先が、毘沙門天の横のトルコレストラン。オーナーから電話一本でリストラされたのも、今はいい思い出だ。 そんな毘沙門天をリストラ以来●年ぶりに訪れた。当時、連続ドラマは好評放映中。女性ファンが書く絵馬は、カラフルなペンでびっしり書き込まれているのでよく目立った。一時は社務所にアイドルの顔写真入りのうちわも張ってあった。 だが、お参りに来ていた近所のおばあさんはからっと笑う。「驚くことないわよ。だってもともと、ここは女の人が元気な街よ」。きっぷの良いおばあさんがいる神楽坂に星5つ。








神楽坂に思い出を持つ人ってけっこういるんですよ。
毘沙門天の前の路地を入ったところに静かな居酒屋があって、店主が囲炉裏の前でお燗をしているんですね。客はみんな静けさを楽しんでいました。何回か行ったんだけど、店の名前を忘れてしまいました。記事を読んでまた行ってみようかと思い出しました。誰と行ったかって? ご想像にお任せします。
投稿者 思い出通り : 2007年06月25日 17:43
上の記事を書きました、あしたばジョーです。
コメントありがとうございます。また行ってみようかとは、ありがたいお言葉です。
毘沙門天の前を入る路地は、ほんと雰囲気があって良いですね!酔っ払ってふらふら迷ってみたいです。
その静かな居酒屋さんをぜひまた訪れてみてください。
思い出通りさんの素敵な思い出に乾杯。
誰と行ったか聞かないのかって?そんな野暮な(笑)
投稿者 あしたばジョー : 2007年06月26日 11:36